通常、このエラーは、あるタイプのrefnumを違うタイプのrefnumに接続し、両タイプはあるクラス階層のメンバーではあるが、2つのクラス間にシンプルアップキャストまたは型変換がないことを示します。クラス階層の例には、VIサーバ階層およびDAQmxRefnum階層があります。 VISAリソース 参照や VI Server 参照の配線時にこのエラーに遭遇する可能性があります。VIサーバリファレンスには、アプリケーションリファレンス、非タイプ指定VIリファレンス、タイプ指定VIリファレンス、VIサーバリファレンス、およびLabVIEWクラスが含まれます。

VISAクラスの競合

VISA Refnumを書き込んでいる場合、このエラーは、クラスが一致しない2つのVISAセッションを一緒に配線したか、またはVISAセッションを配線した関数が任意のクラスのセッションを受け入れないことを示します。

このエラーを修正するには、信号入力または出力端子のVISAクラスを一致するように変更します。制御器または表示器を右クリックしてショートカットメニューからVISAクラスを選択を選択することによって、フロントパネルや表示器のVISAセッションクラスを変更できます。信号の両端が関数に配線されている場合、ワイヤを壊して入力用または出力用の異なる関数を選択する必要があります。

VIサーバクラスの競合

VIサーバ Refnumを書き込んでいる場合、このエラーは、2つの異なるタイプのVIサーバリファレンスを一緒に配線したか、またはリファレンスのサーバクラスを受け入れない関数にVIサーバリファレンスを配線したことを示します。

たとえば、以下の図のように、アプリケーションリファレンスはリファレンス呼び出しノードに配線されていますが、リファレンス呼び出しノードはタイプ指定VIリファレンスのみを受け入れます。

このエラーを修正するには、Refnum制御器を右クリックしてショートカットメニューからVIサーバクラスを選択を選択して適切なクラスを選択します。このサンプルのクラスを選択した後、コネクタペーンをVIのブロックダイアグラムからVI Refnum制御器にドラッグするか、またはVI Refnum制御器を右クリックしてショートカットメニューからVIサーバクラスを選択»タイプ指定VIを選択することによって、タイプ指定VI Refnumにします。クラスの競合が解決すると、ワイヤが実線で表示されます。

クラス競合エラーは、以下の理由でも発生します。

  • 非タイプ指定VI Refnumがタイプ指定VI Refnumに配線された。このエラーを修正するには、非タイプ指定ソースVI Refnumをタイプ指定にします。Refnumを右クリックし、ショートカットメニューからデータタイプを含むを選択します。このエラーを修正するには、非タイプ指定ソースVI Refnumをタイプ指定にします。Refnumを右クリックし、ショートカットメニューからデータタイプを含むを選択解除します。
  • タイプ指定VI Refnumが異なるデータタイプのタイプ指定VI Refnumに配線された。このエラーは、クラスが同じ場合でも起こります。このエラーを修正するには、タイプ指定Refnumをデータタイプを一致させます。

クラスの競合を型変換する

このエラーは、「より一般的なクラスに変換」関数または「より特定のクラスに変換」関数を使用していて、接続するリファレンスのデータタイプとターゲットクラスの間に互換性がない場合にも発生します。

このエラーを解消するには、ターゲットクラスをリファレンスと互換性のあるデータタイプに変更してください。