DO一時停止トリガ信号を使用して、DAQシーケンス内のサンプルをマスクオフします。

DO一時停止トリガがアクティブになると、サンプリングは実行されません。ただし、実行中のサンプルはそのまま続行します。一時停止は次のサンプルが開始されるまで有効になりません。

デジタル出力信号の生成は、一時停止トリガがアサートされるとすぐに停止します。サンプリングクロックのソースがオンボードクロックの場合、信号生成は一時停止トリガがアサート解除されるとすぐに再開されます。以下の図を参照してください。

図 25. オンボードクロックソースによるDO一時停止トリガ


以下の図に示すとおり、オンボードクロック以外の信号をサンプリングクロックのソースとして使用している場合は、一時停止トリガがアサート解除され、サンプリングクロックの別のエッジが受信されるとすぐに生成が再開されます。

図 26. その他の信号ソースによるDO一時停止トリガ


デジタルソースを使用する

DO一時停止トリガを使用するには、ソースと極性を指定します。PFI信号またはCompactRIOコントローラのその他の内部信号をソースとして使用することもできます。

DO一時停止トリガが論理HIGHレベルまたはLOWレベルのときにサンプルを一時停止するかどうかを指定することもできます。詳細については、『NI-DAQmxユーザマニュアル』の「MAXでのデバイスルーティング」を参照してください。