cRIO-904xをホストコンピュータまたはネットワークにイーサネットポートを使用して接続します。

次の手順に従って、RJ-45ギガビットイーサネットポート0を使用して、cRIO-904xをホストコンピュータまたはイーサネットネットワークに接続します。NIでは、デプロイされたシステムとの通信にRJ-45ギガビットイーサネットポート0を使用することを推奨しています。
メモ RJ-45ギガビットイーサネットポート1は、ネットワーク設定タブのMeasurement & Automation Explorer (MAX) で設定できます。
  1. ホストコンピュータまたはイーサネットハブの電源を入れます。
  2. 標準カテゴリ5 (CAT-5) 以上のシールドツイストペアイーサネットケーブルを使用して、cRIO-904xのRJ-45ギガビットイーサネットポート0をホストコンピュータまたはイーサネットハブに接続します。
    通知 データ損失を防止してイーサネット設置の安定性を保つため、100 m (328 ft) より長いケーブルを使用しないでください。
    イーサネットを使用して最初に接続したときに、cRIO-904xはDHCPネットワーク接続を開始しようとします。DHCP接続を開始できない場合、cRIO-904xは「169.254.x.x」という形式のリンクローカルIPアドレスを使用してネットワークに接続します。

ネットワーク上でcRIO-904xを検索する (DHCP)

DHCPを使用してネットワーク上のcRIO-904xを見つけます。

  1. ノートブックPC上のワイヤレスアクセスカードなど、ホストコンピュータ上のセカンダリネットワークインタフェースを無効にします。
  2. ホストコンピュータ上で実行されているアンチウイルスおよびファイアウォールソフトウェアが、ホストコンピュータへの接続を許容するよう確認します。
    メモ MAXはポート44525のUDPを使用します。このポートを介して通信できるようにファイアウォールを構成する方法については、各ファイアウォールソフトウェアのドキュメントを参照してください。
  3. ホストコンピュータでMAXを起動します。
  4. ツリー構図でリモートシステムを展開して、システムを見つけます。
    ヒント MAXでは、「NI-cRIO-904x-1856AAA」のように、型番とその後に続くシリアル番号でシステムを表記します。
    ヒント リモートシステムの下にcRIO-904xが表示されない場合:
    • コントローラのテストを参照してください。
    • リモートシステムの検出のトラブルシューティングユーティリティを使用して、トラブルシューティング手順を進めてください。