NI-DAQ 6.9.2からNI-DAQ6.9.3への変更点



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.9.2
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 6.9.3
二次のソフトウェア: N/A

問題: NI-DAQ 6.9.2からNI-DAQ6.9.3への変更点

解決策:

NI-DAQ 6.9.3のリリースにより、新しいデバイスのサポートを追加し、NI-DAQ 6.9.2以前のバージョンからのいくつかの問題を修正しました

このバージョンでサポートされる新製品

  • PCI対応NI 6013

  • PCI対応NI 6014


  • NI-6534用 DIO Clear (DIG_Block_Clear) の修正
    DIO Clear.VI (またはDIG_Block_Clear関数)を呼び出すと、NI 6534にあるポートが断続的に他のステートにトグルしていた問題を修正しました。デバイスがリセットされるまで、ステートは入力または出力の最後の値から変更することはありません。

    NI 6120の問題点の修正

  • NI 6120デバイスは、最大レートでサンプルできるように修正されました。

  • さまざまなキャリブレーションの問題点が解決されました。

  • NI 6120 12ビット アナログトリガDACのサポートが追加されました。


  • オンボード集録メモリのNI 6115およびNI 6120サポート
    NI-DAQ 6.9.3では、オンボードメモリでの16MS(メガサンプル)または32MS(メガサンプル)のシングルバッファ集録をサポートします。
    詳細については、技術サポートデータベースのID番号 2MBBRQB5、Using NI 6115 and NI 6120 Onboard Memory to Store Acquisition Data for Later Retrieval (英語)を参照してください。

    NI 6052Eの問題点の修正
    NI-DAQ 6.9.3は、NI-DAQ6.9.2で問題だった、NI 6052Eを最大サンプルレートで実行するときに生成されるエラーの問題を修正しました。

    LabWindows/CVIでの長い仮想チャネル名のサポート
    NI-DAQ 6.9.3では、LabWindows/CVIのEasy I/O関数で、100文字以上の長さの仮想チャネル名を使用できるようになりました。

    SCXI-1520のひずみ仮想チャネルの問題点の修正
    NI-DAQ 6.9.3では、NI-DAQ 6.9.2で問題だったひずみの仮想チャネルの問題点を解決しました。残りのオフセットなしに、SCXI-1520で、ひずみの仮想チャネル上で、オフセットのゼロ化を行うことができます。

    PXI対応NI 6025E、PXI-1010、およびSCXI-1125の認識に関する問題点の修正
    あるバージョンのPXI対応NI 6025EをPXI-1010シャーシで使用するときに、SCXI-1125が構成されない問題点が解決されました。すべてのリビジョンのPXI対応NI 6025EでのSCXI-1125の構成が可能です。

    NI 4472での連続集録の問題点の修正
    NI-DAQ 6.9.3では、LabVIEW RTおよび(ごくまれですが)Windowsオペレーティングシステムで発生する自然的なバッファオーバーフローエラーの問題に対処します。この問題はPCIおよびPXI対応NI 4772での連続(ダブルバッファ)集録に影響します。この問題が現れるとスキャンバックログが突然大きな値になり、-10846バッファオーバーランエラーが発生し、集録が停止します。

    関連リンク:

    添付:





    報告日時: 09/04/2002
    最終更新日: 05/28/2004
    ドキュメントID: 2P39JUQ8