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Archived: Mシリーズのキャリプレーションが、従来技術と比較して優れている点
Archived: Mシリーズのキャリプレーションが、従来技術と比較して優れている点
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ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)>>M Series
問題: Mシリーズのキャリブレーションは、Eシリーズに比べて精度が良くなっているということですが、どのような技術を用いて精度を高めているのでしょうか。
解決策: Mシリーズのキャリブレーションテクノロジ、MCalはEシリーズのキャリブレーションに比べていくつかの点で優れています。
- MCal は全計測範囲の29点を参照してキャリブレーションをおこない、全てのゲインに対しての補正係数を算出します。これに対して、Eシリーズでは特定の計測範囲の2点間でキャリブレーションをおこない、得られた補正係数を全てのゲインに対して使用しています。
- また、ADコンバータの非線形な誤差変動に対し、Eシリーズは2点間による補正係数を用いているため、線形近似を行っていましたが、MCalは三次多項式近似曲線により誤差を最小限に抑えています。
- MCal は校正間隔を最高で2年としているため、メンテナンス費用の削減に繋がります。
またMCalは独自の技術により、0℃から55℃までの温度範囲での動作を補償しています。
関連リンク: Developer Zone: M Series - The New Data Acquisition Standard - Frequently Asked Questions
Mシリーズのキャリブレーションをする関数はどこですか?
添付:
報告日時: 09/09/2004
最終更新日: 01/08/2009
ドキュメントID: 3D8FHPEJ
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