スキャンモードまたはハイブリッドモードでRIOコントローラを使用すると、通常どおり(スキャンアクセスで)またはダイレクトアクセスを使用して、I/O変数にアクセスできます。NIは、スキャンモードの内部コンポーネントに問題を確認しました。この問題は、出力チャンネルへの書き込み操作が、ダイレクトアクセスを使用している場合に関連するハードウェアラインの更新に時々失敗するものです。
これは、RIOユーザの一部のみに影響します。この動作を潜在的に確認するには、以下の両方であることが必要です。
このパッチは、CompactRIOデバイスドライバ 16.0.0または16.1.0で配布されるコンポーネントを更新します。このパッチを適用する前に、これらの製品のうち少なくとも1つがインストールされている必要があります。システム要件とサポートされているオペレーティングシステムについては、対応するReadmeDownloads: NI CompactRIO 16.0を参照してください。
CompactRIO 16.0.0または16.1.0がインストールされている場合は、NI更新サービスにより16.1.1パッチをダウンロードしてインストールできるようになります。このパッチはni.com/downloadsから入手可能です。
開発用コンピュータにこのパッチをインストールしたら、RIOコントローラにこのパッチをインストールする必要があります。これを行うには、
ウィザードの指示に従って、NI-RIO IOスキャン 16.1.1をコントローラにインストールします。これが完了すると、修正が有効になります。修正には、プログラム内でスキャンアクセスおよびダイレクト アクセスとともに1つのハードウェアラインを使用する場合に発生する新しい警告(エラーコード65734)も含まれます。この警告は、スキャンエンジンの軽微な障害として表示されます。この警告の詳細については、KB 7JTDTKHIを参照してください。