接続リストおよび解除リストを「niSwitch複数チャンネルを接続」VIおよび「niSwitch複数チャンネルを切断」VIと一緒に使用して、1つ以上のスイッチ操作の文字列を作成することができます。複数の操作が含まれるリストでは、各操作がコンマで区切られます。NI-SWITCHは接続リストと切断リストを検証して、エラーが返された場合はリストの実行を停止します。

NI-SWITCHが内部パス生成用のチャンネルを使用できるようにチャンネルを構成チャンネルとして設定します。2つのチャンネル間のパスに1つまたは複数の中間チャンネルがある場合、これらのチャンネルは構成チャンネルとして設定されている必要があります。複数の中間チャンネルがある場合は、そのチャンネルタイプは構成チャンネルに設定されており、NI-SWITCHが使用する中間チャンネルを選択します。
メモ 構成チャンネルは、他のスイッチAPIでは「経路設定予約済み」と呼ばれている場合があります。

スイッチ操作では、以下のいずれかの方法でチャンネルを接続および切断します。スイッチ操作を確認するには次の表を参照してください。

スイッチ操作 構文 説明
エンドポイントを指定する channel1 -> channel2 NI-SWITCHは、エンドポイント間で接続または切断に使用できるパスを検索します。指定する2つのチャンネルは、同じデバイス上にあり、またそれらのチャンネル間に対象となるパスが存在しなければなりません。
明示パスを指定する [channel1 -> channel2 -> channel3] エンドポイントおよび中間チャンネルがあればそれを定義します。*
メモ *操作は順番通りに実行されるとは限りません。特定の操作の順序を指定するには、複数の接続および切断リストを使用する必要があります。
ヒント NI-SWITCHは、空白と改行文字を無視します。したがって、空白と改行を使用して、長いリストを読みやすくすることができます。

接続/切断リストの例

サンプル1

エンドポイントと明示パスを指定するスイッチ操作の接続リストまたは切断リストを作成する場合、スイッチ操作をカンマで区切ります。

構文: Operation1, Operation2, Operation3

例: c0 -> r0、[c1 -> r2 -> c5], r0 -> c4

例2

channel0、com0、AB0間にパスがある場合、com0のチャンネルタイプを構成チャンネルに設定することでchannel0をAB0に接続することができます。

構文: channel1 -> channel2

例: channel0 -> AB0

例3

マトリクスの列1と列5を接続するために行2を使用する場合、接続を開始する前に行2のチャンネルタイプを構成チャンネルに設定する必要があります。

構文: [channel1 -> channel2 -> channel3]

例: [c1 -> r2 -> c5]

関連情報

  • スキャンリスト
  • ソースおよび構成チャンネルを設定する