次の反復を構成ダイアログボックス
- 更新日2025-07-30
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このダイアログボックスを表示するには、タイミングループの右データノード (フレーム付きのタイミングループでは最後のフレームの右データノード)をダブルクリックします。または、右データノードを右クリックしてショートカットメニューから入力ノードを構成を選択することもできます。
このダイアログボックスを使用して、次の反復時に行うタイミングループの実行方法を構成します。次のループの反復の新しい周期、優先度、およびその他の上級オプションを指定できます。
このダイアログボックスには以下のコンポーネントが含まれています。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| 周期 | タイミングループの次の反復の周期を指定します。デフォルト値は-1 (変更なし) で、周期が前回の反復から変更されていないことを示します。 メモ タイミングループの周期を0に設定しないでください。タイミングループの周期を0に設定すると、アプリケーションは予期しない動作をするため、NIはそのようなアプリケーションをサポートしません。タイミングループの優先実行機能と組み合わせて、できるだけ高速に実行されるループが必要な場合は、タイミングシーケンスストラクチャの中でWhileループを使用してください。 |
| 優先度 | タイミングループの次の反復の、他の実行できる状態のタイミングストラクチャに対する優先度を指定します。大きい数値を入力するほど、他のタイミングストラクチャに対するタイミングループの優先度が高くなります。優先度は、-1か、1~65,535の正の整数で指定できます。デフォルト値は-1で、優先度が前回の反復から変更されていないことを示します。 メモ これらの優先度はVIの優先度とは異なります。LabVIEWは、優先度が「タイムクリティカル」より下で、「高」より上のレベルのタイミングストラクチャを実行します。LabVIEWの実行システムは割り込み型であるため、実行可能なより高い優先度のタイミングストラクチャは、実行可能なより低い優先度のストラクチャとその他のタイムクリティカルで実行中でないLabVIEWコードよりも先に実行されます。 |
| 上級タイミング | 詳細なタイミングオプションを指定します。上級タイミング設定には以下のコンポーネントが含まれます。
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| プロセッサ割り当て | 次の反復の処理に割り当てるプロセッサを指定します。プロセッサ割り当て設定には以下のコンポーネントがあります。
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| 遅れた場合の処理 | タイミングループの次の反復の反復が遅れた場合のモードを指定します。
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