このダイアログボックスを表示するには、Forループを右クリックして、ショートカットメニューから反復の並列化を構成を選択します。

並列 For Loop 反復に関する パフォーマンスの考慮 事項を確認し、 For Loop が並列化可能かどうかを判断したら、このダイアログ ボックスを使用して並列ループ反復を有効にします。

このダイアログボックスには以下のコンポーネントが含まれています。

オプション 説明
ループ反復の並列化を有効

Forループ反復の並列化を有効にします。このチェックボックスをオンにすると、Forループ上のカウント (N) 端子の下に並列インスタンス (P) 端子が表示されます。

並列インスタンスターミナルを使用して、LabVIEWに使用させたい生成された並列ループインスタンスの数を指定します。-1を並列インスタンス端子に配線すると、生成される並列ループインスタンス数で指定したすべてのループインスタンスを使用します。0を並列インスタンス端子に配線するか、端子を未配線の状態のままにしておいた場合は、実行時に使用可能な論理プロセッサの数がLabVIEWによって決定され、その数のループインスタンスが生成されます。LabVIEWが決定するループインスタンスの数が、生成される並列ループインスタンス数で指定された数よりも大きい場合、生成される並列ループインスタンス数で指定したループインスタンスの数のみが使用されます。
  • Number of generated parallel loop instances-

    コンパイル時にLabVIEWが生成するForルーのインスタンス数を指定します。VIを複数のコンピュータに配布する予定の場合、生成される並列ループインスタンス数をこれらのコンピュータに含まれたことのある最大論理プロセッサ数と等しい数に設定します。

    For Loopのparallel instancesターミナルを使用して、実行時に使用する生成インスタンスの数を指定する。このダイアログボックスで指定した生成される並列ループインスタンス数より大きい数を並列インスタンス端子に配線すると、ここで指定した数のインスタンスが生成されるため、LabVIEWは生成される並列ループインスタンス数のみを使用します。
  • 反復分割スケジュール

    LabVIEWがループ反復を各ループインスタンスに割り当てる方法を指定します。

    • 反復処理の自動分割

      ループ反復を自動的にループ反復のチャンクに分割します。

    • チャンクサイズ(C)ターミナルでパーティショニングを指定する

      ループ反復を一定サイズのチャンクに分割します。チャンクサイズ (C) 端子に配線する値によって、チャンクサイズが決定されます。配列をチャンクサイズ端子に配線して、反復の各チャンクのサイズを指定することもできます。チャンクサイズを多く配線しすぎると、LabVIEWは余分な値を無視します。十分なチャンクサイズを配線しない場合、LabVIEWは配列内の最後の要素を使用して、反復の残りのチャンクのサイズを決定します。

  • デバッグを許可する

    Forループ内でのデバッグを許可するには、ループの反復が順番に実行されるように設定します。デフォルトで、並列ループ反復をデバッグすることはできません。