POSTマルチパート
- 更新日2025-07-30
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サーバ、Webページ、Webサービスに複数のデータまたはファイルのグループを送信するWeb要求を送信します。このVIは、POST HTTPメソッドとmultipart/form-data MIMEタイプを使用します。
「POSTマルチパート」VIは、ポストデータクラスタの配列で表される複数のデータのセットをアップロードします。ポストデータ制御器の4通りの利用可能な組み合わせから、必要なものを選択し構成してください。たとえば、クライアントからバッファデータ文字列を受け取り、そのデータをファイルとしてサーバに送信します。

入力/出力
出力ファイル
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出力ファイルは、サーバから返されるデータ本文を保存するファイルを指定します。出力ファイルを指定しないと、本文データがファイルに保存されません。
クライアントハンドル
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クライアントハンドルは、Web要求に関連付けるクライアントハンドルを指定します。クライアントハンドルを使用して、認証情報、HTTPヘッダ、クッキーを維持しながら複数のHTTPクライアントVIを接続できます。クライアントハンドルは、ヘッダや認証情報など継続的なデータを使用しない、独立したWeb要求を作成する場合には必要ありません。
URL
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URLは、このVIがWeb要求を送信するサーバ、Webページ、WebサービスのURLを指定します。
データ
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データは、サーバに送信するデータ属性と値を指定するクラスタの配列です。「POSTマルチパート」VIは、クライアントから受け取るデータの形式およびサーバへ送信するデータの形式を、データで指定された制御器に基づいて決定します。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
タイムアウト (10000)
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タイムアウトは、Web要求がタイムアウトになる前にサーバからの応答を待機する時間をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は10000 msです。-1を指定すると、タイムアウトの監視がオペレーティングシステムによって行われます。
クライアントハンドル出力
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クライアントハンドル出力は、Web要求に関連付けられたクライアントハンドルを返します。クライアントハンドルを使用して、認証情報、HTTPヘッダ、クッキーを維持しながら複数のHTTPクライアントVIを接続できます。クライアントハンドルは、ヘッダや認証情報など継続的なデータを使用しない、独立したWeb要求を作成する場合には必要ありません。
ヘッダ
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ヘッダは、サーバから返されるヘッダフィールドを返します。使用できるヘッダ、その説明と構文など、詳細なヘッダフィールドの定義については、World Wide Web ConsortiumのWebサイト (www.w3.org) (英語) を参照してください。
物体
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本文は、サーバから返されたデータ本文を返します。
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
「POSTマルチパート」VIは、クライアントから文字列などのバッファデータまたはファイルを送信します。さらに、サーバに対して受け入れたデータをサーバ側バッファデータまたはファイルで保存するよう指示できます。「POSTマルチパート」VIは、クライアントから受け取るデータ形式、サーバへ送信するデータの形式を、各ポストデータクラスタ内で指定された制御器に基づいて決定します。以下のスクリーンショットは、それぞれが使用可能な4つのクライアント側/サーバ側の組み合わせとして構成された、4つのクラスタを示しています。

POSTメソッドとマルチパートコンテンツタイプの詳細については、World Wide Web ConsortiumのWebサイト (www.w3.org) (英語) を参照してください。
出力ファイル
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クライアントハンドル
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URL
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データ
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エラー入力 (エラーなし)
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タイムアウト (10000)
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クライアントハンドル出力
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ヘッダ
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エラー出力
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