xに2のn乗を掛けます。

xが整数または固定小数点数の場合、この関数は算術シフトと同じになります。コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • ci16.png n

    nは、スカラ、数値の配列またはクラスタ、数値クラスタの配列などにできます。

    If n is a floating-point number, this function rounds n before it scales x (0.5 rounds to 0; 0.51 rounds to 1). If n is a 64-bit integer, LabVIEW coerces n to a 32-bit integer.
  • cdbl.png x

    xは、スカラ、数値の配列またはクラスタ、数値のクラスタの配列などにできます。

  • idbl.png x*2^n

    x*2^nは、xに2のn乗を乗算した結果です。

  • この関数に固定小数点数を配線すると、結果の出力値に入力値の固定小数点の設定が維持されます。ただし、ほとんどの場合、値は切り捨てになります。

    FPGAモジュールの詳細

    以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。

    メモ 以下の詳細は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンごとに変更される場合があります。
    シングルサイクルタイミングループ サポートあり
    Usage

    この関数は、n入力に定数を直接配線した場合は、FPGAのスペースを使用せずクロックサイクルを必要としません。

    この関数を単精度浮動小数点データタイプと使用する場合、リソース使用、レイテンシ、およびシングルサイクルタイミングループのサポートへの影響については、 単精度浮動小数点データタイプを使用 するおよび FPGA設計で使用するデータタイプを決定する トピックを参照してください。

    タイミング

    シングルサイクルタイミングループの内側nが定数ではなく、この関数がシングルサイクルタイミングループ内にある場合、組み合わせ論理の遅延はxのビット数に比例します。

    シングルサイクルタイミングループの外側nが定数ではなく、この関数がシングルサイクルタイミングループの外側にある場合は、実行に1クロックサイクルと1レジスタが必要となります。

    リソース nが定数ではない場合、この関数が消費するFPGAリソースはxのビット数に比例します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Numerics\Numeric Functions.vi