データベースクラスタがLINプロトコルを使用するように構成されている場合、「ECUプロパティ」ページで、以下のプロパティを使用できます。

  • 名前—ECU名。この名前は、クラスタ内で一意である必要があります。
  • LINマスタ—ECUを LINマスタにするか LINスレーブにするかを示します。
  • プロトコルバージョン—ECUでサポートされているLINプロトコルバージョン。この選択項目は、このECUが送信するフレームのLINチェックサムタイプに影響します。
  • サプライヤID—16ビットの数字で表されるLINデバイスの開発元IDです。
  • 機能ID—LINデバイス機能を表す16ビットのID (数字) です。
  • 初期NAD—電源投入時にLINデバイスが応答を送信する 8ビットのアドレスIDです。
  • 構成NAD— ノード構成によってLINデバイスに設定された 8ビットのアドレスIDです。
  • P2Min—対応する要求の最後のフレームへの診断応答の最小遅延 (ミリ秒) です。
  • STMin—診断連続フレーム (CF) の最小遅延 (ミリ秒) です。
  • TXフレーム—送信するフレームのリストです。
  • RXフレーム—受信するフレームのリストです。
  • コメント—このECUに関連する説明テキスト。これは、メモとして情報を表示するのみです。
  • 図 1. LIN ECUプロパティの例

    LIN ECUプロパティ画面