データベースクラスタがLINプロトコルを使用するように構成されている場合、「フレームプロパティ」ページで、以下のプロパティを使用できます。

  • 名前—フレームの名前。この名前は、クラスタ内で一意である必要があります。
  • 保護されていないID—LINフレームの識別子。0から63までの数字。この数値は、ペイロード内のデータ内容を識別します。
  • ペイロード長—フレームのペイロードで送信できるデータバイト数。LINフレームのペイロード長は0〜8バイトです。
  • LINチェックサム—チェックサムがクラシックか拡張版かを示します。チェックサムは、フレームを送受信するECUのLINバージョンによって決まりれます。両方のECUのうち、下位のバージョンが重要です。両方のECUのLINバージョンが2.0以上の場合、チェックサムは拡張版です。それ以外の場合はクラシックです。
  • マッピングされているPDU—このフレームにマップされているすべてのPDU。PDU名、フレーム内のPDUのスタートビット、およびフレーム内のPDUのアップデートビットが表示されます。
  • ビットレイアウト—このフレームに含まれている信号と各信号のバイト順序を表す視覚要素。このフレームにマッピングされているPDUを表示するには、「フレームプロパティ」ページのビットレイアウトの下で、PDUとして表示を選択します。
  • コメント—このフレームに関連するメモまたは説明テキスト。コメントの用途は情報表示のみです。