オーバードラフトを構成する
- 更新日2024-10-23
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オーバードラフトとは、契約で許可されている数を超過してライセンスを使用し、後ほど支払いできる契約オプションです。
メモ 契約で許可されているよりも多くのライセンスを使用した場合、NIは超過したライセンス数に対して課金します。詳細については、「汎用ソフトウェアライセンス契約」を参照してください。
特定の購入要件およびオーバードラフトのライセンスオプションについては、ボリュームライセンス契約を参照してください。
オーバードラフトでは、契約で購入したライセンスの2倍数までの使用が可能です。契約制限を超えた権限の割り当ては、オーバードラフトの設定と併せてVLAログに記録されます。ライセンス管理者は、契約期間終了時にこのログをNIへ送信します。
オーバードラフトの規定を設定するには、以下の手順を行います。
- オーバードラフトを有効にする場合はオーバードラフトを有効化を、オーバードラフトを使用しない場合はオーバードラフトを無効化を選択します。メモ この設定は、コンカレントライセンスが使用されている製品を除き、契約ライセンスファイルのすべての製品に適用されます。NI VLMでオーバードラフトを有効にする前に、条件および条項の通知に同意する必要があります。
- オーバードラフトを有効にした場合:
- スライダを使用してオーバードラフトの割合を設定します。この割合は、購入した契約ライセンスに加えて、利用が可能なライセンス数を表します。
- 利用時払いを有効にするには、利用時払いを有効化のチェックマークをオンにします。この設定を有効にすると、オーバードラフトが発生した場合に、必要なライセンスを購入してオーバードラフトをカバーするためにVLAログをNIへ送信するよう促す画面が表示されます。
メモ- オーバードラフトを有効にしても、利用時払いを選択する必要はありません。利用時払いを選択しなかった場合、オーバードラフト分のライセンス費用はボリュームライセンス契約の更新時に支払います。
- 利用時払いを有効にした場合、ライセンスに対して支払った時点でライセンスメンテナンスの費用が比例配分されます。利用時払いを有効にしていない場合、ライセンスメンテナンスの費用は比例配分されません。契約更新の詳細については、「期限切れ契約を更新する」を参照してください。