SWB-2810A/B 仕様

記載されている仕様は、SWB-2810A/B に関するものです。

トポロジ 単線式4 × 43マトリクス

仕様値について

仕様」は、記載された動作条件下で保証される計測器の性能を示します。このドキュメントのデータは、注釈がない限り、「仕様」です。

「標準仕様」は、記載された動作条件下で大多数の計測器が満たす仕様を示し、23℃で検証されています。標準仕様は保証されている値ではありません。

すべての電圧は、特に注釈がない限り、DC、ACpk、またはその組み合わせで指定されています。

柔らかな非金属のブラシを使用してデバイスと端子台のほこりを取り除きます。やわらかい糸くずのない湿った布でその他の汚れを取り除きます。洗剤や化学溶剤は使用しないでください。動作させる前に、端子台を完全に乾燥させ汚染物質が付着していないか確認します。

注意

注意 このモジュールはMeasurement Category Iに準拠し、100 Vrms/150 Vpk/150 VDC以下の信号電圧で動作するように設計されています。このモジュールは、最大800 Vのインパルス電圧に対して耐性があります。Category II、III、またはIV内で、このモジュールに信号を接続したり、このモジュールで測定したりしないでください。また、115 VACまたは230 VACのコンセントを使用する電源回路 (例: 壁コンセント) に接続しないでください。Measurement Categoryの詳細については、『はじめにお読みください: 安全対策と電磁両立性について』を参照してください。
注意 最大電圧が異なるカードを含むシステムでは、カードの前面に記載されている最小の安全電圧定格がシステム全体に適用されます。システムには、キャリア内のすべてのカード、およびNI 2806拡張ブリッジを使用して接続されたその他のキャリア内のすべてのカードを含めることができます。
注意 危険電圧 (>42.4 Vpk/60 V DC) がチャンネルに接続されている場合、安全低電圧 (≤42.4 Vpk/60 V DC) をその他のチャンネルに接続することはできません。
注意 シャーシに電源を投入する前に、必ず電源を切断するかOFFにしてください。

SWB-2810A/B ピン配列

ピン配列を使用して、SWB-2810A/B の端子に接続します。

図 1. SWB-2810A/B コネクタのピン配列


入力特性

最大スイッチング電圧

行/列からグランド方向

150 V、CAT I

行から列方向

150 V

最大スイッチング電流

1.0 A (チャンネルあたり)

最大許容電流

1.0 A (チャンネルあたり)

最大スイッチング電力

各チャンネル

20 W

クロスポイントあたり

20 W

DCパス抵抗

初期

<1 Ω

寿命末期

≥2 Ω

オープンチャンネル

>1 × 109 Ω

メモ 通常、DCパス抵抗は、リレーの寿命が続く間、小さい値を保持します。リレーの寿命末期時には、パスの抵抗は急速に大きくなり、指定された値以上になります。負荷定格は寿命末期に近づく前に仕様の範囲内で使用されているリレーに適用されます。

接触電位 (標準)

<150 μV

帯域幅 (標準) (-3 dB50 Ω終端、列-行-列)

≥10 MHz

クロストーク (標準) (50Ω終端) チャンネル間

10 kHz

<-60 dB

100 kHz

<-50 dB

1 MHz

<-40 dB

絶縁 (標準) (50Ω終端) オープンチャンネル

10 kHz

>65 dB

100 kHz

>60 dB

1 MHz

>35 dB

アナログバスライン接続

AB <0..3> (4ライン)

動特性

同時動作制限[1]1 カードが特定の構成で設定されている場合、全体的なキャリア動作制限によって、リレーの同時動作が妨げられます。キャリア動作制限については、『NI 2800 仕様』を参照してください。

176リレー

リレー動作 (セット) 時間/復帰 (リセット) 時間 (標準値)[2]2 リレー動作 (セット) 時間/復帰 (リセット) 時間は、PCとPXIバスの性能、およびアプリケーションソフトウェアによって変化します。NIスイッチブロックのリレー動作時間については、ni.com/infoでInfo Codeに「jpx5e6」と入力してください。

最大8リレー

<1 ms

最大50リレー

<2 ms

リレー寿命、メカニカル (負荷なし)

1 × 109サイクル

リレー寿命、電気的 (抵抗、<10 pF負荷)

10 V100 mA

1 × 108サイクル

20 V, 500 mA

1 × 107サイクル

20 V, 1 A

4 × 106サイクル

100 V, 10 mA

1 × 106サイクル

メモ インタフェースケーブルで使用できるオプションの100 Ω直列保護抵抗を使用すると、リードリレーをケーブルおよび負荷キャパシタンスの影響から保護するため、より高い電圧でのリレー寿命を延ばすことができます。詳細は、ni.com/infoでInfo Codeに「relaylifetime」と入力してください。
メモ リードリレーは、容量性負荷および誘導性負荷を切り替えると破損しやすい部品です。容量性負荷により突入電流が増大し、誘導性負荷によってフライバック電圧が大きくなる可能性があります。適切な保護を行うことで、接点の寿命を大きく改善することができます。容量性負荷に保護回路を追加する方法については、ni.com/infoのInfo Codeに「jpn9jt」と入力してドキュメントを参照してください。誘導性負荷については、Info Codeに「jpf8kh」と入力してください。

電力

消費電力 (リレーあたり)

50 mW

電力消費制限[3]3 NIスイッチブロックの電力制限については、ni.com/infoでInfo Codeにjpra84と入力してください。

8.8 W

電力損失制限

カード

8.8 W

キャリア

8.8 W

物理特性

リレータイプ

リード

リレー接触部材質

イリジウム

I/Oコネクタ

96ピン、プラスチックSCSI

所要電力、キャリア

20 W (5 V時)、5 W (3.3 V時)

外形寸法 (奥行 x 幅 x 高さ)

11.2 cm × 1.2 cm × 17.1 cm (4.4 in. × 0.5 in. × 6.7 in.)

重量

240 g (8.5 oz)

リードリレーの寿命

リードリレーの寿命計算図表

次の図は、リードリレーの寿命計算図表です。このグラフを使用して、リードリレーの寿命を推測できます。

メモ この計算図による仕様は、保証される正確な値ではなく、寿命を推測する上でのガイドラインとしてのみ使用してください。実際のリードリレーの寿命は、アプリケーションによって異なります。
図 2. リードリレーの寿命計算図表


リードリレーの寿命を推定する

以下の手順に従い、計算図を使用してリレーの寿命を推定します。
  1. スイッチング中にリレーで発生するピーク電圧を確認してこの値を「電圧」のラインに記入します。
  2. DUT、ケーブル、計測用キャパシタンスの合計を算出して、この値を「負荷キャパシタンス」のラインに記入します。
  3. 両方の値を直線でつなぎます。
    この線と「保護なし」および「50Ω保護」の軸が交差する点がそれぞれ推定されるリレー寿命になります。

リードリレーの寿命の推定例

リードリレーモジュールは1メートルのケーブルを介してDMMに接続されています。DMMとケーブルのキャパシタンスはそれぞれ100 pFおよび30 pFです。リレーで切り替えられる最大電圧は50 Vです。保護抵抗の有無で推定リレーサイクル数を決定します。

リードリレーの寿命の推定方法

総合負荷キャパシタンスは、ケーブルとDMMのキャパシタンスの合計で、130 pFになります。「電圧」軸上の50 Vの点と「負荷キャパシタンス」軸上の130 pFの点を直線で結びます。

引かれた線は、サイクルの「保護なし」軸では約500,000、「50Ω保護」軸では約25,000,000で交差します (次の図を参照)。この直列抵抗は、リレーにできるだけ近く配置することで最大の効果が得られます。

図 3. リードリレーの寿命計算図表


環境

最大使用高度 2,000 m (800 mbar) (周囲温度25℃の時)
汚染度 2

室内使用のみ。

動作環境

周囲温度範囲

0℃55℃

相対湿度範囲

10~90% (結露なきこと)

保管環境

周囲温度範囲

-20℃70℃

相対湿度範囲

5~95% (結露なきこと)

耐衝撃/振動

動作時衝撃 最大30 g、半正弦波、11 msパルス
ランダム振動
  • 動作時: 5 Hz500 Hz0.3 g RMS
  • 非動作時: 5 Hz500 Hz2.4 g RMS

認可および準拠

安全適合標準

この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の安全規格要件を満たすように設計されています。

  • IEC 61010-1、EN 61010-1
  • UL 61010-1、CSA C22.2 No. 61010-1
メモ 安全保証については、製品ラベルまたは「製品認証および宣言」セクションを参照してください。

電磁両立性

この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下のEMC規格の必要条件を満たしています。
  • EN 61326-1 (IEC 61326-1): Class Aエミッション、基本イミュニティ
  • EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class Aエミッション
  • AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class Aエミッション
  • FCC 47 CFR Part 15B: Class Aエミッション
  • ICES-001: Class Aエミッション
メモ 米国では (FCC 47 CFRに従って)、Class A機器は商業、軽工業、および重工業の設備内での使用を目的としています。欧州、カナダ、オーストラリア、およびニュージーランドでは (CISPR 11に従って)、Class A機器は重工業の設備内のみでの使用を目的としています。
メモ Group 1機器とは (CISPR 11に従って) 材料の処理または検査/分析の目的で無線周波数エネルギーを意図的に生成しない工業用、科学、または医療向け機器のことです。
メモ EMC宣言、認証、追加情報については、「製品認証および宣言」セクションを参照してください。

製品認証および宣言

この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言 (DoC) を参照してください。NI製品の製品認証およびDoCを入手するには、ni.com/product-certificationsにアクセスして、型番または製品ラインで検索し、該当するリンクをクリックしてください。

環境管理

NIは、環境に優しい製品の設計および製造に努めています。NIは、製品から特定の有害物質を除外することが、環境およびNIのお客様にとって有益であると考えています。

環境の詳細については、「住みよい地球を作るエンジニアリング」 (ni.com/environment) を参照してください。このページには、NIが順守している環境規制および指令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情報が記載されています。

EUおよび英国のお客様

  • 廃電気電子機器 (WEEE)—製品寿命を過ぎたすべてのNI製品は、お住まいの地域の規定および条例に従って廃棄処分してください。お住まいの地域におけるNI製品のリサイクル方法の詳細については、ni.com/environment/weeeを参照してください。
  • 电子信息产品污染控制管理办法(中国RoHS)

  • 中国RoHSNI符合中国电子信息产品中限制使用某些有害物质指令(RoHS)。关于NI中国RoHS合规性信息,请登录 ni.com/environment/rohs_china。(For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)
  • アクセサリ

    以下のアクセサリの詳細については、ni.comを参照してください。

    表 1. SWB-2810A/B 対応のNIアクセサリ
    アクセサリ Part number
    SH96F-96M-NI スイッチブロックケーブル 150275-01
    SH96F-96M-RES-NIスイッチブロックケーブル (100 Ω抵抗) 150579-01
    NI TBX-2809 ネジ留め式端子アクセサリ (非シールド) 781420-09

    1 カードが特定の構成で設定されている場合、全体的なキャリア動作制限によって、リレーの同時動作が妨げられます。キャリア動作制限については、『NI 2800 仕様』を参照してください。

    2 リレー動作 (セット) 時間/復帰 (リセット) 時間は、PCとPXIバスの性能、およびアプリケーションソフトウェアによって変化します。NIスイッチブロックのリレー動作時間については、ni.com/infoでInfo Codeに「jpx5e6」と入力してください。

    3 NIスイッチブロックの電力制限については、ni.com/infoでInfo Codeにjpra84と入力してください。