リレーの交換
- 更新日2023-08-24
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リレーの交換
- 316℃ (600°F) に温度調整された鉛はんだ用のはんだごて、もしくは371℃ (700°F) に温度調整された鉛フリーはんだ用のはんだごて
- 63/37すず/鉛はんだ (フラックスコア) (鉛はんだリワーク用)
- 96.5/3.0/0.5すず/銀/銅はんだ (フラックスコア) (鉛フリーはんだリワーク用)
- はんだ吸い取り線
- 細いピック
- イソプロピルアルコール
- 綿棒
メモ NIでは、鉛フリーの基板には鉛フリーはんだを、また鉛を使用した基板には鉛はんだを使用するように推奨しています。
メモ 鉛フリーのコテ台で鉛を使用しないでください。ユニットの鉛はんだによってコテ台が汚染されてしまう可能性があります。
メモ 鉛フリーの組み立て部品に対して鉛はんだを使用した場合は、その旨を表記してください。そうすることで、このユニットが後で鉛フリーはんだのコテ台で再加工され、コテ台が汚染されるのを防ぐことができます。
SMD除去機がある場合は、表面実装部品を交換する時と同じようにリレーを交換します。ない場合は、以下の手順に従ってリレーを交換します。
- はんだごてとはんだ吸い取り線を使用して、リレーパッドから可能な限りはんだを取り除きます。はんだごては、5秒以上リード線にあてないようにします。 メモ パッドにはんだごてを再度あてる必要がある場合は、接続が完全に冷えた後で行います。
- パッドを加熱する場合は一度に一回ずつ行い、ピックを使用してパッドからリレーピンを持ち上げます。持ち上げる前に、はんだが十分溶解していることを確認します。メモ はんだ付けされたパッドに強い力がかかると、PCB配線が持ち上がり、ボードが破損する恐れがあります。
- リレーを取り外します。
- イソプロピルアルコールと綿棒でパッドの汚れを落とします。
- 新しいリレーをPCBパッドの上においてはんだ付けします。
- 余分なフラックス液をイソプロピルアルコールと綿棒で拭き取ります。メモ リレーを交換した後で拭き取る際に、フラックス除去液を使用しないでください。