NI PXI-2576 リレーの交換
- 更新日2023-02-21
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NI PXI-2576は、メカニカルアーマチュアリレーを使用しています。
交換用リレーの注文に関しては、以下の表を参照してください。
リレー製造元 | 製品番号 |
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OMRON | G6JU-2P-Y DC4.5 |
リレーキット | 製品番号 |
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ナショナルインスツルメンツ (10リレー) | 780383-01 |
以下の手順に従って、故障したリレーを取り替えます。
- 接地ストラップを使用したり、接地されたPXIシャーシに触れて、身体の静電気を逃がします。
メモ 適切に接地することでモジュールを静電気放電から保護します。 - 以下の図と表を参照して取り替えるリレーの位置を確認します。
NI PXI-2576
NI PXIe-2576 ハードウェア図
リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 k0 K6 k40 K56 k1 K7 k41 K57 k2 K8 k42 K58 k3 K9 k43 K59 k4 K1 k44 K51 k5 K2 k45 K52 k6 K3 k46 K53 k7 K4 k47 K54 k8 K16 k48 K66 k9 K17 k49 K67 k10 K18 k50 K68 k11 K19 k51 K69 k12 K11 k52 K61 k13 K12 k53 K62 k14 K13 k54 K63 k15 K14 k55 K64 k16 K26 k56 K76 k17 K27 k57 K77 k18 K28 k58 K78 k19 K29 k59 K79 k20 K21 k60 K71 k21 K22 k61 K72 k22 K23 k62 K73 k23 K24 k63 K74 k24 K36 kbc01 K5 k25 K37 kbc23 K15 k26 K38 kbc45 K25 k27 K39 kbc67 K35 k28 K31 kbc89 K45 k29 K32 kbc1011 K55 k30 K33 kbc1213 K65 k31 K34 kbc1415 K75 k32 K46 kbc02 K10 k33 K47 kbc46 K30 k34 K48 kbc810 K50 k35 K49 kbc1214 K70 k36 K41 kbc04 K20 k37 K42 kbc812 K60 k38 K43 kbc68 K40 k39 K44 — - 交換するリレーのボード上にある型番とシリアル番号ラベルを確認します。白いラベルは、基板の組み立てに鉛はんだ (Sn 63 Pb 37) が使用されていることを示します。緑のラベルは基板の組み立てに鉛フリーはんだ (Sn 96.5 Ag 3.0 Cu 0.5) が使用されていることを示します。鉛フリーによる組み立ての場合、最後の型番が「L」になります。以下の図では、異なるラベルタイプが表示されています。
リレーの交換
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メモ NIでは、鉛フリーの基板には鉛フリーはんだを、また鉛を使用した基板には鉛はんだを使用するように推奨しています。 |
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注意 鉛フリーのコテ台で鉛を使用しないでください。ユニットの鉛はんだによってコテ台が汚染されてしまう可能性があります。 |
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注意 鉛フリーの組み立て部品に対して鉛はんだを使用した場合、その旨を表記してください。そうすることで、このユニットが後で鉛フリーはんだのコテ台で再加工され、コテ台が汚染されるのを防ぐことができます。 |
下記の用具があることを確認します。
- 316 ℃ (600°F) に温度調整された鉛はんだ用のはんだごて、もしくは371℃ (700°F) に温度調整された鉛フリーはんだ用のはんだごて
- 63/37すず/鉛はんだ (フラックスコア) (鉛はんだリワーク用)
- 96.5/3.0/0.5すず/銀/銅はんだ (フラックスコア) (鉛フリーはんだリワーク用)
- はんだ吸い取り線
- イソプロピルアルコール
- 綿棒
通常のスルーホール部品と同じようにリレーを交換します。
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ヒント NI-SWITCH 3.1以降では、故障したリレーを交換した後でソフトフロントパネルを使用してリレーカウントをリセットすることができます。詳細に関しては、『Switchソフトフロントパネルヘルプ』を参照してください。 |