整定時間を追加する
- 更新日2025-11-21
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高温または振動測定などのアプリケーションでは、測定を正確に集録するために追加の整定時間を必要とする場合があります。
整定時間を設定する
スイッチのデフォルト整定時間を変更するには、「niSwitchプロパティノード」または「niSwitch_SetAttributeViReal64」関数およびNISWITCH_ATTR_SETTLING_TIME属性を使用します。
LabVIEWの場合
- ブロックダイアグラムにniSwitchプロパティノードを追加します。
- プロパティノードをクリックして、モジュール特性→整定時間を選択します。
- 整定時間プロパティを右クリックして書き込みに変更を選択します。
- 整定時間プロパティを右クリックして定数を作成します。
- 整定時間 (s) を定数に設定します。
Cの場合
- 「niswitchinit」関数を使用してswitchSessionという名前の新規ViSessionを作成します。
- settlingTimeという名前のViReal64属性を作成して、値を新しい整定時間 (秒) に設定します。
- 関数niSwitchCheckErr(niSwitch_SetAttributeViReal64(switchSession, VI_NULL, NISWITCH_ATTR_SETTLING_TIME, settlingTime));を呼び出します。
メモ スイッチモジュールの整定時間をデフォルト値よりも短く設定した場合、NI-SWITCHは、強制的にデフォルト整定時間に戻します。
整定時間を確認する
スイッチのデフォルト整定時間を確認するには、「niSwitchプロパティノード」または「niSwitch_CheckAttributeViReal64」関数およびNISWITCH_ATTR_SETTLING_TIME属性を使用します。
LabVIEWの場合
- ブロックダイアグラムにniSwitchプロパティノードを追加します。
- プロパティノードをクリックして、モジュール特性→整定時間を選択します。
- 整定時間プロパティを右クリックして表示器を作成します。
Cの場合
- 「niswitchinit」関数を使用してswitchSessionという名前の新規ViSessionを作成します。
- settlingTimeという名前のViReal64属性を作成します。秒で示した値が次の手順で返されます。
- 関数niSwitchCheckErr(niSwitch_GetAttributeViReal64(switchSession, VI_NULL, NISWITCH_ATTR_SETTLING_TIME, &settlingTime));を呼び出します。