NI-HSDIO LabVIEW VIs

niHSDIO基準クロックを構成 VI

  • 更新日2023-02-21
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インストールパッケージ: NI-HSDIO

基準クロックを構成します。オンボードクロックをサンプルクロックとして使用し、サンプルクロックを基準信号に位相ロックする場合は、このVIを使用します。サンプルクロックを基準クロックに位相ロックすると、サンプルクロックが基準クロックに対して非同期となるのを防ぎます。ドライバは、基準クロックソースがPXIクロックの場合は、基準クロックレート入力を無視します。

基準クロックの詳細については、「デジタル波形発生器/アナライザのクロック」を参照してください。

関連トピック

niHSDIO Configure Ref Clock

civrn.gif

計測器ハンドルは計測器セッションを識別します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VI、「niHSDIO生成セッションを初期化」VI、または「niHSDIO外部キャリブレーションを初期化」VIから取得します。

cstr.gif

ソースは、位相ロックループ (PLL) の基準クロックソースを指定します。

なし オンボードクロックが基準クロックに位相ロックしないようにデバイスを構成します。
ClkIn オンボードクロックをCLK INコネクタのクロック信号に位相ロックするようにデバイスを構成します。
PXIクロック オンボードクロックを、PXIバックプレーンのPXI基準クロックピンにあるクロック信号に位相ロックするようにデバイスを構成します。PXI_CLK10はPXIデバイス、PXIe_CLK100はPXI Expressデバイスでそれぞれ利用できます。このクロック信号は、PCIデバイスではサポートされていません。
RTSI 7 オンボードクロックを、RTSI 7ピンにあるクロック信号に位相ロックするようにデバイスを構成します。このクロック信号は、PXIデバイスではサポートされていません。
PXIe DStarA オンボードクロックをPXI ExpressバックプレーンからのPXIe_DStarA信号に位相ロックするようにデバイスを構成します。このクロック信号はNI 6555/6556デバイスのみでサポートされています。
cdbl.gif

クロックレートは基準クロックのレート (Hz) を指定します。

cerrcodeclst.gif

エラー入力 (エラーなし)は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

cbool.gif

ステータスは、このVIまたは関数の実行前にエラーが起きた場合にTRUE (X)、このVIまたは関数の実行前にエラーが発生しなかった場合や、警告が発生した場合はFALSE (チェックマーク) になります。デフォルトはFALSEです。

ci32.gif

コードは、エラーコードまたは警告コードです。デフォルトは0です。ステータスがTRUEの場合、コードは負のエラーコードです。ステータスがFALSEの場合コードはゼロまたは警告コードです。

cstr.gif

ソースはエラーが発生した場所を示します。ソース文字列には、エラーが発生しているVIの名前、エラーになっている入力、エラーの処理方法が含まれています。

iivrn.gif

計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIへ渡します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VIまたは「niHSDIO生成セッションを初期化」VIで取得します。

ierrcodeclst.gif

エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

ibool.gif

ステータスはエラーが発生した場合にTRUE (X)、エラーが発生しなかった場合または警告の場合にFALSE (チェックマーク) になります。

ii32.gif

コードは、エラーコードまたは警告コードです。ステータスがTRUEの場合、コードはゼロ以外のエラーコードになります。ステータスがFALSEの場合コードはゼロまたは警告コードです。

istr.gif

ソースはエラーが発生した場所と原因を示します。ソース文字列には、エラーが発生しているVIの名前、エラーになっている入力、エラーの処理方法が含まれています。