バス波形の読み取り (WDT)

集録された波形データをチャンネルリスト配列の各要素に波形が入った波形配列として返します。

このノードを使用すると、データを希望の順序またはサブセットごとに読み取ることができるため、読み取り後にデータを操作する必要がありません。

入力/出力

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セッション入力

集録セッションを初期化ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化ノードにより取得された計測器セッションです。

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読み取るサンプル数

1つの波形に対してフェッチするサンプル数です。

デバイスメモリ内のサンプル数より大きい値を読み取るサンプル数で指定した場合、NI-HSDIOは最大時間 (ミリ秒)が経過した後に集録されたサンプルを返します。このパラメータを-1に設定すると、「niHSDIO集録サイズを構成ノードで指定したサンプル数/レコードが集録されます。

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最大時間 (ms)

NI-HSDIOがタイムアウトエラーを返す前に、ノードの処理を行うための最大時間 (ミリ秒) です。

-1に設定した場合、ノードはタイムアウトエラーになりません。このパラメータを0に設定すると、ノードは最大で読み取るサンプル数で指定する数のサンプルを即座に返します。

読み取るサンプル数がデバイスメモリ内のサンプル数より多く、すべての有効サンプルがタイムアウト前に集録された場合、NI-HSDIOは有効なサンプルを返します。

Default value: 10000

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チャンネルリスト

波形データを読み取るチャンネルを指定します。このパラメータで読み取りたいすべてのチャンネルを選択する前に、「niHSDIOダイナミックチャンネルの割り当てノードを使用してそのチャンネルを割り当てる必要があります。

NI-HSDIOは、「niHSDIOダイナミックチャンネルの割り当てノードにリストされている順番ではなく、このパラメータにリストされているチャンネル順に波形データを読み取ります。このパラメータが空の場合、NI-HSDIOはすべてのチャンネルを読み取ります。

この配列の各要素は、指定チャンネルを構成し、データ出力の1つの波形として出力されます。チャンネルリストまたはチャンネル範囲を使用して、各要素に1つまたは複数のチャンネルを指定します。チャンネルリストは、カンマ (,) で区切られたチャンネル名の並びです (例: 0,2はチャンネル0とチャンネル2を表示する波形を意味します)。チャンネル範囲を指定するには、小さいチャンネル番号とそれよりも大きいチャンネル番号を選択します。小さいチャンネル番号の後にハイフン (-) またはコロン (:) を使用し、その後にそれよりも大きいチャンネル番号を指定します (例: 0-2は、チャンネル0、1、2の波形を表示する波形を意味します)。

同じチャンネルをこの配列内の複数要素に含むことができます。たとえば、第1要素に0:2を、第2要素に0, 2を、第3要素に0を選択すると、データパラメータは、3つの波形 (チャンネル0~2を表す波形、チャンネル0と2を表す波形、およびチャンネル0のみを表す波形) を返します。

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タイムスタンプタイプ

波形データのタイムスタンプを相対または絶対に指定するパラメータです。

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開始レコード

データのフェッチを開始するレコードです。

Default value: 0

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エラー入力

このノードの実行前に発生したエラー状態です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの入力に応答します。

Standard Error Behavior

Default value: エラーなし

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セッション出力

以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。

セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化ノードまたは「生成セッションを初期化ノードから取得できます。

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データ

チャンネルリストパラメータ内の各要素あたり1つずつの波形が配列に格納された集録データです。

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読み取られたサンプル数

正常に集録され、データに転送されたサンプル数です。

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エラー出力

エラー情報です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの出力を生成します。

Standard Error Behavior