データ位置遅延を構成

サンプルクロックを基準としてデータ位置遅延を構成します。

このノードは、「データ位置を構成」ノード位置パラメータが、これらのチャンネルに対してサンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延に設定されている場合にのみ有効です。

入力/出力

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セッション入力

集録セッションを初期化ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化ノードにより取得された計測器セッションです。

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チャンネルリスト

設定を適用するチャンネルです。すべてのチャンネルに適用するには、チャンネルリストを空にします。

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遅延

デバイスがデータサンプルを集録または生成するときの、サンプルクロックの立ち上がりエッジからの遅延を指定します。

データ遅延は、クロック周期の分数で示されます。

サンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延を使用してデータの位置付けを行うセッション中のすべてのチャンネルで、遅延値が同じである必要があります。

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エラー入力

このノードの実行前に発生したエラー状態です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの入力に応答します。

Standard Error Behavior

Default value: エラーなし

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セッション出力

以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。

セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化ノードまたは「生成セッションを初期化ノードから取得できます。

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エラー出力

エラー情報です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの出力を生成します。

Standard Error Behavior

ハードウェア上のデータ位置遅延を設定する

メモ PXIe-6555/6556デバイスでは、データ位置遅延をチャンネルごとに構成できます。

PXIe-6547/6548は、マルチバンクデータ遅延をサポートします。「データ位置を構成ノード位置パラメータがサンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延に設定され、同一のデータ遅延バンクに割り当てられているすべてのチャンネルは、同じデータ遅延値を共有する必要があります。これは、同じバンク上のその他のチャンネルの位置がサンプルクロック立ち上がりエッジまたはサンプルクロック立ち下がりエッジに構成されている場合でも同様です。同じバンク内の2つのチャンネルに異なる遅延値が設定されていると、NI-HSDIOはエラーを返します。

次の表は、各チャンネルに対応するバンクを示しています。

チャンネル バンク番号
0-3 0
4-7 1
8-11 2
12-15 2
16-19 0
20-23 1
24-27 2
28-31 0
PFI 0-3 0
メモ DDRおよび拡張データ状態はバンク割り当てを変更しません。