データ位置遅延を構成
- 更新日2023-02-17
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データ位置遅延を構成
サンプルクロックを基準としてデータ位置遅延を構成します。
このノードは、「データ位置を構成」ノードの位置パラメータが、これらのチャンネルに対してサンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延に設定されている場合にのみ有効です。
入力/出力

セッション入力
「集録セッションを初期化」ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化」ノードにより取得された計測器セッションです。

チャンネルリスト
設定を適用するチャンネルです。すべてのチャンネルに適用するには、チャンネルリストを空にします。

遅延
デバイスがデータサンプルを集録または生成するときの、サンプルクロックの立ち上がりエッジからの遅延を指定します。
データ遅延は、クロック周期の分数で示されます。
サンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延を使用してデータの位置付けを行うセッション中のすべてのチャンネルで、遅延値が同じである必要があります。

エラー入力

セッション出力
以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。
セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化」ノードまたは「生成セッションを初期化」ノードから取得できます。
ハードウェア上のデータ位置遅延を設定する
PXIe-6547/6548は、マルチバンクデータ遅延をサポートします。「データ位置を構成」ノードの位置パラメータがサンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延に設定され、同一のデータ遅延バンクに割り当てられているすべてのチャンネルは、同じデータ遅延値を共有する必要があります。これは、同じバンク上のその他のチャンネルの位置がサンプルクロック立ち上がりエッジまたはサンプルクロック立ち下がりエッジに構成されている場合でも同様です。同じバンク内の2つのチャンネルに異なる遅延値が設定されていると、NI-HSDIOはエラーを返します。
次の表は、各チャンネルに対応するバンクを示しています。
| チャンネル | バンク番号 |
|---|---|
| 0-3 | 0 |
| 4-7 | 1 |
| 8-11 | 2 |
| 12-15 | 2 |
| 16-19 | 0 |
| 20-23 | 1 |
| 24-27 | 2 |
| 28-31 | 0 |
| PFI 0-3 | 0 |
