複数サンプルパターンマッチアドバンストリガを構成
- 更新日2023-02-17
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複数サンプルパターンマッチアドバンストリガを構成
アドバンストリガを複数サンプルパターンマッチトリガに設定します。
このノードを使用すると、チャンネルあたり最大10サンプルのパターンを最大32チャンネルまで構成できます。チャンネルリストパラメータで指定されたチャンネルでは、一連のクロックサイクルでパターンがパターン配列パラメータで指定された各パターン要素と一致する必要があります。パターン配列パラメータ内の最後のパターン要素まで一致すると、アドバンストリガがアサートされます。
このノードは集録セッションにおいてのみ有効です。
入力/出力

チャンネルリスト
パターン配列の値を使用してパターンマッチを行うように構成するチャンネルです。

セッション入力
「集録セッションを初期化」ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化」ノードにより取得された計測器セッションです。

エラー入力

パターン配列
パターンマッチトリガをアクティブ化するバイナリマルチサンプルパターンです。配列内の第1要素は集録された第1パターンに対応します。
この文字列の配列はマルチサンプルパターンのマスクを作成します。各文字列は次の文字から構成されます。
- Xまたはx: チャンネルを無視
- 1: 論理1で一致
- 0: 論理0で一致
- Rまたはr: 立ち上がりエッジで一致
- Fまたはf: 立ち下がりエッジで一致
- Eまたはe: いずれかのエッジで一致
式の最初の文字は、チャンネルリストの最初のチャンネルに対応します。パターンの文字数は、チャンネルリストで指定したチャンネル数に等しい必要があり、それ以外の場合はエラーが返されます。
たとえば、以下の2つの例は有効で、同じ結果になります。
- チャンネルリスト = 19-0およびパターン配列 = 0000 0XXX XX11 1111 1111
- チャンネルリスト = 0-19 および パターン配列 = 1111 1111 11XX XXX0 0000
次の例では、チャンネル0での10の連続サンプルを検索します。
サンプル0 | x |
サンプル1 | 1 |
サンプル ... | ... |
サンプル8 | 0 |
サンプル9 | 1 |
次の例では、チャンネル0~19での10の連続サンプルを検索します。
サンプル0 | 0000 0000 0000 0000 0000 |
サンプル1 | 1111 1111 1111 1111 0000 |
サンプル ... | ... |
サンプル8 | 0000 1111 1111 1111 1111 |
サンプル9 | 1111 1111 11XX XXX0 0000 |

セッション出力
以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。
セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化」ノードまたは「生成セッションを初期化」ノードから取得できます。