複数サンプルパターンマッチアドバンストリガを構成

アドバンストリガを複数サンプルパターンマッチトリガに設定します。

このノードを使用すると、チャンネルあたり最大10サンプルのパターンを最大32チャンネルまで構成できます。チャンネルリストパラメータで指定されたチャンネルでは、一連のクロックサイクルでパターンがパターン配列パラメータで指定された各パターン要素と一致する必要があります。パターン配列パラメータ内の最後のパターン要素まで一致すると、アドバンストリガがアサートされます。

このノードは集録セッションにおいてのみ有効です。

入力/出力

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チャンネルリスト

パターン配列の値を使用してパターンマッチを行うように構成するチャンネルです。

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セッション入力

集録セッションを初期化ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化ノードにより取得された計測器セッションです。

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エラー入力

このノードの実行前に発生したエラー状態です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの入力に応答します。

Standard Error Behavior

Default value: エラーなし

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パターン配列

パターンマッチトリガをアクティブ化するバイナリマルチサンプルパターンです。配列内の第1要素は集録された第1パターンに対応します。

この文字列の配列はマルチサンプルパターンのマスクを作成します。各文字列は次の文字から構成されます。

  • Xまたはx: チャンネルを無視
  • 1: 論理1で一致
  • 0: 論理0で一致
  • Rまたはr: 立ち上がりエッジで一致
  • Fまたはf: 立ち下がりエッジで一致
  • Eまたはe: いずれかのエッジで一致
メモ RFEは、第1サンプルでのみサポートされています。

式の最初の文字は、チャンネルリストの最初のチャンネルに対応します。パターンの文字数は、チャンネルリストで指定したチャンネル数に等しい必要があり、それ以外の場合はエラーが返されます。

たとえば、以下の2つの例は有効で、同じ結果になります。

  • チャンネルリスト = 19-0およびパターン配列 = 0000 0XXX XX11 1111 1111
  • チャンネルリスト = 0-19 および パターン配列 = 1111 1111 11XX XXX0 0000

次の例では、チャンネル0での10の連続サンプルを検索します。

サンプル0 x
サンプル1 1
サンプル ... ...
サンプル8 0
サンプル9 1

次の例では、チャンネル0~19での10の連続サンプルを検索します。

サンプル0 0000 0000 0000 0000 0000
サンプル1 1111 1111 1111 1111 0000
サンプル ... ...
サンプル8 0000 1111 1111 1111 1111
サンプル9 1111 1111 11XX XXX0 0000
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セッション出力

以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。

セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化ノードまたは「生成セッションを初期化ノードから取得できます。

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エラー出力

エラー情報です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの出力を生成します。

Standard Error Behavior