DAQmxウォッチドッグタイマタスクを作成
- 更新日2025-07-28
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デバイスのウォッチドッグタイマを制御するタスクを作成および構成します。タスクを開始すると、タイマが作動します。デジタル物理チャンネル期限終了状態入力をデジタルチャンネルの期限終了状態設定に使用します。他のチャンネルタイプの期限終了状態をサポートしている場合、 DAQmxウォッチドッグ期限終了状態を構成を使用して、それらのチャンネルの期限終了状態を構成します。このVIは、リアルタイムコントローラでのウォッチドッグタイマのプログラムは行いません。リアルタイムコントローラでウォッチドッグタイマをプログラムするには、Real-TimeウォッチドッグVIを使用してください。
DAQmxウォッチドッグタイマプロパティは、追加のウォッチドッグタイマ構成オプションを含みます。

入力/出力
自動クリーンアップ
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自動クリーンアップは、アプリケーションの実行が完了したときにLabVIEWがタスクを自動的に破棄するかどうかを指定します。 自動クリーンアップがFALSEの場合、LabVIEWを終了するまでは、タスクは自動的に破棄されません。手動でタスクを破棄するには、「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用してください。
新規タスク名
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新規タスク名は、タスクへ割り当てる名前です。このVIをループで使用し、タスクに名前を指定する場合は、タスク終了後にループ内で「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用する必要があります。そうしない場合、NI-DAQmxは複数のタスクを同じ名前で作成しようとし、エラーの原因になります。詳細については、 タスクの作成および破棄を参照してください。
デバイス入力
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デバイス入力は、MAXで構成されたこの操作を適用するデバイス名です。 DAQmxデバイス名定数は、システムにインストールされたすべてのデバイスをリストします。
タイムアウト
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タイムアウトは、ウォッチドッグタイマの制限時間が経過するまでの時間 (秒単位) です。-1の値を指定すると、内部タイマの制限時間が設定されません。制限時間経過トリガを使用してウォッチドッグタスクを終了する場合、この入力を-1に設定します。この時間が経過すると、デバイスは物理チャンネルをデジタル物理チャンネルの期限終了状態入力で指定した状態に設定します。 「 DAQmxウォッチドッグタイママスクを制御」VIで動作入力をリセットタイマに設定し、ウォッチドッグタイマの制限時間が切れないようにします。
エラー入力
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エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。
デジタル物理チャンネルの期限終了状態
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デジタル物理チャンネルの期限終了状態は、ウォッチドッグタイマの制限時間経過時に設定するデジタル物理チャンネルの状態です。配列の各要素には、デジタル物理チャンネルの名前と対応するデジタル物理チャンネルの状態を格納します。
タスク出力
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タスク出力は、新規タスクへのリファレンスです。
エラー出力
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。 フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。 |
自動クリーンアップ
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新規タスク名
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デバイス入力
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タイムアウト
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エラー入力
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デジタル物理チャンネルの期限終了状態
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期限終了状態
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タスク出力
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エラー出力
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