デバイスのウォッチドッグタイマを制御するタスクを作成および構成します。タスクを開始すると、タイマが作動します。デジタル物理チャンネル期限終了状態入力をデジタルチャンネルの期限終了状態設定に使用します。他のチャンネルタイプの期限終了状態をサポートしている場合、 DAQmxウォッチドッグ期限終了状態を構成を使用して、それらのチャンネルの期限終了状態を構成します。このVIは、リアルタイムコントローラでのウォッチドッグタイマのプログラムは行いません。リアルタイムコントローラでウォッチドッグタイマをプログラムするには、Real-TimeウォッチドッグVIを使用してください。

DAQmxウォッチドッグタイマプロパティは、追加のウォッチドッグタイマ構成オプションを含みます。


icon

入力/出力

  • cbool.png 自動クリーンアップ

    自動クリーンアップは、アプリケーションの実行が完了したときにLabVIEWがタスクを自動的に破棄するかどうかを指定します。

    自動クリーンアップがFALSEの場合、LabVIEWを終了するまでは、タスクは自動的に破棄されません。手動でタスクを破棄するには、「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用してください。

  • cstr.png 新規タスク名

    新規タスク名は、タスクへ割り当てる名前です。このVIをループで使用し、タスクに名前を指定する場合は、タスク終了後にループ内で「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用する必要があります。そうしない場合、NI-DAQmxは複数のタスクを同じ名前で作成しようとし、エラーの原因になります。詳細については、 タスクの作成および破棄を参照してください。

  • cdaqmxscale.png デバイス入力

    デバイス入力は、MAXで構成されたこの操作を適用するデバイス名です。 DAQmxデバイス名定数は、システムにインストールされたすべてのデバイスをリストします。

  • cdbl.png タイムアウト

    タイムアウトは、ウォッチドッグタイマの制限時間が経過するまでの時間 (秒単位) です。-1の値を指定すると、内部タイマの制限時間が設定されません。制限時間経過トリガを使用してウォッチドッグタスクを終了する場合、この入力を-1に設定します。この時間が経過すると、デバイスは物理チャンネルをデジタル物理チャンネルの期限終了状態入力で指定した状態に設定します。

    DAQmxウォッチドッグタイママスクを制御」VIで動作入力をリセットタイマに設定し、ウォッチドッグタイマの制限時間が切れないようにします。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

    デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

  • c1dcclst.png デジタル物理チャンネルの期限終了状態

    デジタル物理チャンネルの期限終了状態は、ウォッチドッグタイマの制限時間経過時に設定するデジタル物理チャンネルの状態です。配列の各要素には、デジタル物理チャンネルの名前と対応するデジタル物理チャンネルの状態を格納します。

  • cdaqmxscale.png 物理チャンネル

    物理チャンネルは、変更するデジタルラインまたはポートです。専用のデジタル入力ラインを変更することはできません。 DAQmx物理チャンネル定数は、システムにインストールされたデバイスのすべてのラインとポートをリストします。

    また、この入力にデジタルラインまたはポートの リストまたは範囲を含む文字列を配線することもできます。ラインまたはポートの配列がある場合は、「 DAQmxチャンネル文字列を平坦化」VIを使用して配列をリストに変換します。

  • cu16.png 期限終了状態

    期限終了状態は、ウォッチドッグタイマの制限時間経過時に設定するデジタル物理チャンネルの状態を指定します。

    HIGH (10192)

    論理HIGHです。

    LOW (10214)

    論理LOWです。

    変更なし (10160)

    制限時間が経過してもポートには影響しません。ポートのライン状態を変更しないでください。また、ポートをロックしないでください。たとえば、タイマの制限時間後にラインがHIGHで、このラインがHIGHの状態を保っている場合は、ラインへ新規の値を書き込むことができます。ポート全体にのみ、この値を選択することができます。

    トライステート (10310)

    高インピーダンス状態です。双方向ポートのデバイスおよびポート全体にのみ、この状態を選択することができます。専用のデジタル出力ラインにこの状態を選択することはできません。

  • igenclassrntag.png タスク出力

    タスク出力は、新規タスクへのリファレンスです。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

    フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。