グローバル仮想チャンネル入力に仮想チャンネルを指定した場合、 タスクが作成され、そのタスクに 仮想チャンネルが追加されます。コピー元タスクを指定すると、追加のグローバル仮想チャンネルを付加する前に、新規作成されたタスクに指定したタスクの構成が複製されます。

このVIをループ内に配置すると、ループが反復するたびに新規タスクが作成されます。不要なメモリの割り当てを回避するため、タスクを終了した後にループ内で DAQmxタスクをクリアVIを使用してください。いつNI-DAQmxがタスクを作成するのか、およびいつLabVIEWが自動的にタスクを破棄するのかについての詳細は、 タスクの作成および破棄を参照してください。


icon

入力/出力

  • cbool.png 自動クリーンアップ

    自動クリーンアップは、アプリケーションの実行が完了したときにLabVIEWがタスクを自動的に破棄するかどうかを指定します。

    自動クリーンアップがFALSEの場合、LabVIEWを終了するまでは、タスクは自動的に破棄されません。手動でタスクを破棄するには、「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用してください。

  • cstr.png 新規タスク名

    新規タスク名は、タスクへ割り当てる名前です。このVIをループで使用し、タスクに名前を指定する場合は、タスク終了後にループ内で「 DAQmxタスクをクリア」VIを使用する必要があります。そうしない場合、NI-DAQmxは複数のタスクを同じ名前で作成しようとし、エラーの原因になります。詳細については、 タスクの作成および破棄を参照してください。

  • cgenclassrntag.png コピーするタスク

    コピーするタスクは、コピーを作成するタスク名です。

  • cgenclassrntag.png グローバル仮想チャンネル

    グローバル仮想チャンネルは、グローバル仮想チャンネルまたはタスクに追加するグローバル仮想チャンネルのリストを指定します。

    DAQmxグローバルチャンネル定数は、システム上のすべてのグローバル仮想チャンネルをリストします。

    グローバル仮想チャンネルの配列がある場合は、「 DAQmxチャンネル文字列を平坦化」VIを使用して配列をリストに変換します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

    デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

  • igenclassrntag.png タスク出力

    タスク出力は、新規タスクへのリファレンスです。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

    フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。