角エンコーダを使用して 角位置を測定するチャンネルを作成します。 複数カウンタタスクをサポートしているデバイスは例外として、1つをタスクに含めることのできるカウンタ入力チャンネルは1つのみのため、このVIで1度に作成できるカウンタ入力チャンネルは1つのだけです。同時に複数のカウンタから読み取りを行うには、各カウンタに別のタスクを使用してください。異なる入力端子を選択しない限り、カウンタの デフォルト入力端子へ入力信号を接続します。


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入力/出力

  • ci32.png デコードタイプ

    デコードタイプは、信号Aと信号Bでエンコーダが生成するパルスのカウント方法および解釈方法を指定します。X1X2X4は位相差出力エンコーダのみで有効です。2パルスカウントは、2パルスエンコーダでのみ有効です。

    X2デコードおよびX4デコードは、X4が最も感度が高く、より小さい位置変化に対して、X1エンコードよりも感度が高くなります。ただし、エンコーダまたは信号の他のノイズで振動がある場合、感度が高いデコードでは誤りのある測定が発生する傾向があります。

    2パルスカウント (10313)

    信号Aの立ち上がりエッジでのカウントを増分します。信号Bの立ち上がりエッジでのカウントを減分します。この値を選択すると、z位相が無視されます。

    X1 (10090)

    信号Aが信号Bをリードする場合、信号Aの立ち上がりエッジをカウントします。信号Bが信号Aをリードする場合、信号Aの立ち下がりエッジをカウントします。

    X2 (10091)

    信号Aの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジをカウントします。

    X4 (10092)

    信号Aと信号Bの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジをカウントします。

  • ci32.png Z位相

    Z位相は、信号ZがHIGHでNI-DAQmxが測定をリセットするときの信号Aと信号Bの状態を指定します。たとえば、信号Aおよび信号BがHIGHの間に信号Zが絶対にHIGHにならない場合は、A HIGH B HIGH以外の位相を選択する必要があります。

    信号ZがHIGHに移行するタイミング、およびHIGHの状態にある時間はエンコーダにより異なります。信号Aと信号Bに対する信号Zのタイミングを決定するには、エンコーダの関連ドキュメントを参照してください。

    A HIGH/B HIGH (10040)

    信号Aと信号BがHIGHの場合、測定をリセットします。

    A HIGH/B LOW (10041)

    信号AがHIGHで信号BがLOWの場合、測定をリセットします。

    A LOW/B HIGH (10042)

    信号AがLOWで信号BがHIGHの場合、測定をリセットします。

    A LOW/B LOW (10043)

    信号Aと信号BがLOWの場合、測定をリセットします。

  • cdbl.png Z相値

    Z相値は、信号ZがHIGHのときに測定をリセットする値を単位で指定します。信号Aと信号BはZ位相で指定する状態です。

  • cbool.png Z相有効化

    Z相有効化は、チャンネルに Z相を使用するかどうかを指定します。

  • cgenclassrntag.png タスク入力

    タスク入力は、このVIが作成する仮想チャンネルに追加するタスクを指定します。タスクを指定しない場合は、NI-DAQmxがタスクを作成し、このVIが作成した仮想チャンネルをタスクに追加します。

  • cdaqmxscale.png カウンタ

    カウンタは、仮想チャンネルを作成するのに使用するカウンタ名を指定します。 DAQmx物理チャンネル定数は、システムにインストールされたデバイスの、カウンタを含む、すべての物理チャンネルをリストします。

  • cstr.png 割り当てるチャンネル名

    割り当てるチャンネル名は、このVIが作成する仮想チャンネルへ割り当てる名前を指定します。この入力に値を配線すると、NI-DAQmxは仮想チャンネル名として物理チャンネル名を使用します。

    この入力を使用して仮想チャンネルに独自の名前を使用する場合、「 DAQmxトリガ」VIのソース入力など、他のNI-DAQmxVIやプロパティノードでこれらのチャンネルを参照する時にその名前を使用する必要があります。

    1つのDAQmx仮想チャンネルを作成VIで複数の仮想チャンネルを作成する場合、カンマで区切られた名前リストを指定して仮想チャンネルを割り当てることができます。作成する仮想チャンネル数よりも少ない名前を使用する場合、NI-DAQmxは仮想チャンネルに 自動的に名前を割り当てます

  • ci32.png 単位

    単位は、チャンネルから角度位置の測定を返すのに使用する単位を指定します。

     (10146)

    度です。

    カスタムスケールを使用 (10065)

    カスタムスケールで指定する単位です。この値を選択する場合は、カスタムスケール名入力にカスタムスケール名を配線する必要があります。

    ラジアン (10273)

    ラジアンです。

    ティック (10304)

    タイムベースのティックです。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

    デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

  • cdaqmxscale.png カスタムスケール名

    カスタムスケール名は、チャンネルの カスタムスケール名を指定します。チャンネルがカスタムスケールを使用するようにするには、カスタムスケールの名前をこの入力に配線して、単位カスタムスケールを使用に設定します。

  • cu32.png パルス数/回転

    パルス数/回転はエンコーダが1回転ごとに生成するパルスの数です。この値は、信号Aと信号Bの合計パルス数ではなく、どちらかの信号のパルスの数です。

  • cdbl.png 初期角度

    初期角度はエンコーダの開始角です。この値の単位は、単位入力で指定します。

  • igenclassrntag.png タスク出力

    タスク出力は、このVIの実行後のタスクへのリファレンスです。タスクには、新規に作成された仮想チャンネルが含まれます。タスク入力に値を配線しなかった場合、NI-DAQmxは、この出力が参照するタスクを自動的に作成します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

    フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。