タスクの TDMSファイルロギングを構成します。

メモ パフォーマンスを最大化しファイルサイズを最小化するために、DAQmx TDMSファイルは未処理データとスケール情報を別々に保存します。そのため、最適化を行う必要はありません。DAQmx TDMSファイルを「TDMSを最適化」VIに渡そうとすると、エラーが発生します。


icon

入力/出力

  • ci32.png 操作

    操作には、TDMSファイルを開く方法を指定します。

    オープン (10437)

    既存のTDMSファイルを開き、データをそのファイルに追加します。ファイルが存在しない場合、NI-DAQmxはエラーを返します。

    開く/作成 (15846)

    既存のTDMSファイルを開き、データをそのファイルに追加します。ファイルが存在しない場合、NI-DAQmxは新規にTDMSファイルを作成します。

    作成/置換 (15847)

    新規にTDMSファイルを作成するか、既存のTDMSファイルを置換します。

    作成 (15848)

    新規のTDMSファイルを作成します。ファイルが既に存在する場合、NI-DAQmxはエラーを返します。

  • cgenclassrntag.png タスク/チャンネル入力

    タスク/チャンネル入力は、操作を適用する タスクの名前、または 仮想チャンネルのリストです。仮想チャンネルのリストを提供した場合、NI-DAQmxはタスクを自動的に作成します。

  • cpath.png ファイルパス

    ファイルパスは、ログデータを書き込むTDMSファイルへの完全パスを指定します。

  • cstr.png グループ名

    グループ名は、TDMSファイル内に作成するこのタスクのデータ用のグループ名を指定します。既存ファイルにデータを追加する場合、既に存在するグループ名を指定すると、NI-DAQmxは数字シンボルと数字をグループ名に追加し、存在しないグループ名が見つかるまで数字をインクリメントします。 たとえば、Voltage Taskというグループ名を指定した場合、このグループがファイルに既に存在する場合、Voltage Task #1Voltage Task #2のように自動的に名前が割り当てられます。グループ名を指定しない場合は、自動的にタスク名が使用されます。

    デジタル入力タスクでは、タスクの各仮想チャンネルごとにグループが作成されます。これらの各グループには、グループ名と仮想チャンネル名がハイフンでつながれた形式の名前がつけられます。

  • ci32.png ロギングモード

    ロギングモードは、ログを有効にするかどうか、またログ中のデータ読み取りを可能にするかどうかを指定します。ログモードにすると、最大限の性能が発揮できます。ただし、このモードではロギング中にデータを読み取ることはできません。 ロギング中にデータを読み取るには、ログして読み取りモードを指定します。

    OFF (10231)

    タスクのロギングを無効にします。

    ログ (15844)

    タスクのロギングを有効にします。このモードでは、「 DAQmx読み取り」VIを使用してデータを読み取ることはできません。データにアクセスする必要がある場合は、TDMSファイルから読み取ってください。

    ログして読み取り (15842)

    タスク用にデータのロギングと読み取りを有効にします。NI-DAQmxによってサンプルを読み取ってディスクにストリーミングするには、「 DAQmx読み取り」を使用する必要があります。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

    デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

  • igenclassrntag.png タスク出力

    タスク出力は、このVIまたは関数の実行後のタスクへのリファレンスです。チャンネルまたはチャンネルのリストをタスク/チャンネル入力に配線した場合、NI-DAQmxは、このタスクを自動的に作成します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

    フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。