タスクに使用する サンプリングタイミングのタイプ を指定します。

ハードウェア信号 (通常はクロック) がサンプルを集録または生成する必要がある場合、サンプリングクロックを選択します。たとえば、バッファエッジカウントを行うには、サンプリングクロックを選択して、 SampClk.Src を使用してサンプリングクロックのソースを指定します。

双方向ハードウェア信号を使用して、2つのデバイス間でデジタルデータ交換の時間を計る場合、ハンドシェイクを選択します。

より低速なレートで実行しても、操作を一時停止するトリガとイベントの評価機能がサンプルごとにある場合、バーストハンドシェイクを選択します。

デバイスがトリガとイベントに応答する前にわずかなサンプリングクロックサイクル遅延が発生しても最大サンプリングレートで実行するように、サポートされたデバイス上でパイプライン型サンプリングクロックを選択します。

DAQmx Read を実行する場合のみデータを集録する、または DAQmx Write を実行する場合にのみデータを生成するには、オンデマンドを選択します。

バッファ周期または周波数のカウンタ測定を行う場合、または有限パルス列を生成する場合、指定なしを選択します。

休止期間に不要データを連続的に転送せずに、特定のデジタルラインが状態を変更する場合にのみデータを取得するには、変化検出を選択します。

備考欄

以下の表は、このプロパティの特性の一覧です。

短い名前 SampTimingType
データタイプ ci32.png
権限 読み取り/書き込み
Resettable True
Settable While Task Is Running device-specific
Available in Run-Time Engine True
サンプリングクロック 10388
サンプリングクロックの指定されたエッジでサンプルを集録または生成します。
バーストハンドシェイク 12548
デバイスと周辺機器の間でバーストハンドシェイクを使用して、サンプリングタイミングを決定します。
ハンドシェイク 10389
デバイスと周辺機器の間でデジタルハンドシェイクを使用して、サンプリングタイミングを決定します。
指定なし 10451
タスクの継続時間を構成します。
オンデマンド 10390
各読み取りまたは書き込み操作でサンプルを集録または生成します。このタイミングのタイプは、スタティックまたはソフトウェアタイミングとも呼ばれます。
変化検出 12504
複数のデジタル入力ラインで変化が起こると、サンプルを集録します。ラインはデジタル入力チャンネル内に含まれる必要があります。
パイプライン型サンプリングクロック 14668
デバイスは各サンプリングクロックエッジでサンプルを集録または生成しますが、いくつかのサンプリングクロックエッジを受信するまで特定のトリガに対して応答しません。パイプライン処理では、より高いデータ転送が可能ですが、トリガ応答までの時間が増加します。パイプライン処理の作用をトリガする詳細については、そのデバイスのドキュメントを参照してください。このタイミングのタイプでは、一時停止トリガ、転送準備完了イベント、またはデータアクティブイベントを使用して、一部のデバイスとハンドシェイクを行うことができます。詳細については、各デバイスのドキュメントを参照してください。