カウンタ入力:一般プロパティ:オプション:上級:データ転送とメモリ:無効の可能性があるサンプル数
- 更新日2025-07-28
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デバイスがバッファにサンプルを転送する前に上書された可能性があるサンプル数を示します。
有限バッファ型の時間測定を実行中、特定のデバイスでは、デバイスがバッファにサンプルを転送する前に、読み取る値がカウンタにより上書きされるかどうか検出することはできません。この不確定性は、 CI.DataXferMech がDMAの場合のみ、また集録の完了に近づいたときに起こります。
集録がいったん完了すると、TRUEの上書きの結果、または、集録は完了したがカウンタがアーミング解除できる前に、カウンタが入力信号の別のエッジを検出したため、カウンタのステータス値が上書きを示しているかどうか判断できません。この動作の結果、より高い周波数の入力信号により、無効なサンプル数が増加する可能性が高くなります。
無効なサンプル数を減らすには、バッファからの読み取りの頻度を増やしてください。バッファからの読み取りにより、ハードウェアステータスの確認が強制され、データのすべてがバッファの現在のポイントにおいて有効であることが確実になります。デフォルトでは、NI-DAQmxは4番目のバッファごとにデータの有効性を確認します。デバイスがデータのすべてを集録するまで読み取りを行わない場合、このプロパティの値はバッファサイズの4分の1、またはゼロになります。
このプロパティが示す値は、タスクが実行中のみ有効です。タスクがその他の状態の場合は、このプロパティの値はゼロになります。
備考欄
以下の表は、このプロパティの特性の一覧です。
| 短い名前 | CI.NumPossiblyInvalidSamps |
| データタイプ | ![]() |
| 権限 | 読み取り専用 |
| Resettable | False |
| Settable While Task Is Running | device-specific |
| Available in Run-Time Engine | True |
