チャンネルの駆動を停止し、高インピーダンス状態に設定するかどうかを指定します。この設定を適用するには、タスクをコミットする必要があります。

タスクを コミットする 前にこのプロパティを設定することにより、タスクがコミット状態に移行した後、NI-DAQmxがチャンネルのデータを処理する、またはチャンネルをトライステートするかどうかが決まります。

タスクでチャンネルの読み書きを行う場合、このプロパティを使用します。チャンネルから読み取る前、このプロパティをTRUEに設定し、チャンネルに書き込む前、このプロパティをFALSEに設定します。

トライステートされていない出力チャンネルから読み取る場合、値はチャンネルで処理している現在の値に対応します。

トライステートされているチャンネルに書き込みを行う場合、このプロパティをFALSEに設定する場合を除いて、変化はありません。このプロパティをFALSEに設定した後、NI-DAQmxが処理するチャンネル上の値は、チャンネルに書き込まれた最後の値に対応します。

チャンネルに接続する外部デバイスがチャンネルでデータを処理する前に、チャンネルがトライステートされていることを確認してください。この操作に失敗すると、チャンネルの二重ドライブやデバイスの損傷の原因となります。

このプロパティは、ライン構成可能な双方向ポートのみサポートしています。

備考欄

以下の表は、このプロパティの特性の一覧です。

短い名前 DO.Tristate
データタイプ cbool.png
権限 読み取り/書き込み
Resettable True
Settable While Task Is Running device-specific
Available in Run-Time Engine True