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電源投入時の出力状態とは、Cシリーズ出力モジュールの電源投入時の状態です。電源投入時の出力状態をユーザが構成することはできません。
メモ モジュールの電源投入時の出力状態については、ni.com/docs のモジュールのドキュメントを参照してください。

Cシリーズアナログ出力モジュールには、モジュールを取り外して再度取り付けた際の出力チャンネルの状態を構成できるホットスワップ動作機能があります。

起動時の出力状態は、出力モジュールと通信するFPGA VIをロードして実行した後のCompactRIOのチャンネルの状態です。起動時の出力状態は構成可能です。

起動時の出力状態を構成する

起動時の出力状態を変更するには、FPGA I/Oノードのアナログ/デジタル出力オプションを使用します。FPGA VIは、実行開始時に出力関数が実行されるよう構成できます。

出力状態について

表 21. 出力チャンネルの状態
動作 出力チャンネルの状態
モジュールを取り付けたシャーシの電源を投入する。 電源投入時の出力状態
FPGA VIをロードする。 起動時の出力状態
中断メソッドが構成された「メソッドをインボーク」関数をホストVIで実行する。 電源投入時の出力状態

閉じてリセットに設定された「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数を実行する。

閉じてリセットは、「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数のデフォルトの動作です。

 電源投入時の出力状態
閉じるに設定された「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数を実行する。 最後の出力値
LabVIEWがFPGAデバイスをターゲットとして、FPGA VIを対話式フロントパネル通信で実行しているときに、ホストVIで中断ボタンをクリックするか操作→停止を選択する。 最後の出力値
NI 9476、NI 9477、NI 9478を取り外して再度取り付ける。 電源投入時の出力状態
NI 9263、NI 9264、NI 9265、NI 9269を取り外して再度取り付ける。FPGA VIはロードされていない。 電源投入時の出力状態
NI-9263、NI-9264、NI-9265、NI-9269のいずれかのモジュールを取り外して再度取り付け、FPGA VI がロードされているが、実行されていません。 電源投入時の出力状態
NI-9263、NI-9264、NI-9265、NI-9269のいずれかのモジュールを取り外して再度取り付け、FPGA VI がロードされ実行されています。 ユーザによる構成可能

NI-9375、NI-9401、NI-9402、NI-9403、NI-9472、NI-9474、NI-9475、NI-9481、または NI-9485 のいずれかのモジュールを取り外して再度取り付けます。

NIは、FPGA VIをロードした後に上記以外のモジュールを置換しないことを推奨します。FPGA VIをロードした後にモジュールを別のタイプに置換すると、出力チャンネルが予期しない状態になる可能性があります。

 最後の出力値