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表 97. 内部マスタタイムベースを備え、内部タイミングで動作するCシリーズモジュール
  • NI 9202
  • NI 9225
  • NI 9227
  • NI 9229
  • NI 9230
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  • NI 9244
  • NI 9246
  • NI 9247
  • NI 9250
  • NI 9251
  • NI 9252
  • NI 9253
  • NI 9260
  • NI 9770
  • NI 9775

これらのモジュールのいずれかからデータを取得するFPGA I/Oノードと同じループ内で、ループタイマ関数やワット関数を使用しないでください。

これらのモジュールのいずれかからデータを読み取るループを作成する場合は、ループの実行レートがそのモジュールのデータレートより遅くならないように注意してください。ループの実行時間がデータレートよりも遅い場合、FPGA I/Oノードはオーバーラン警告を返してデータの読み取りを続行します。オーバーラン警告とは、FPGA I/Oノードによって返されるデータは有効でも、前回モジュールからデータを読み取ったときと比べて1つまたは複数のデータポイントが抜け落ちていることを意味します。

この関数でオーバーラン警告が返されるのは、以下のすべての条件がTRUEになった場合です。

  • モジュールが集録モード状態である。
  • モジュールからデータを集録するFPGA I/Oノードが、モジュールを集録モードにしてから1回以上実行されている。
  • 関数が前回実行してから、FPGA I/Oノードはデータポイントを1つも読み取っていない。

アプリケーションがモジュールからの複数のバッファデータを集録し、バッファ間のタイミングが重要でない場合は、各バッファの最初のポイントで返されたオーバーラン警告は無視してかまいません。オーバーラン警告を回避する

オーバーランの警告を回避するには、FPGA VIの以下のガイドラインに従ってください。

表 98. オーバーラン警告を回避するためのガイドライン
条件 ガイドライン
アプリケーションが内部マスタタイムベースを持つモジュールから複数のデータバッファを集録した場合。 バッファ間のタイミング関係が重要でない場合は、各バッファの最初のポイントで返されるオーバーランの警告は無視できます。
同じループ内での内部マスタタイムベースを持つ複数のモジュールからの読み取り。
  • 1つのFPGA I/Oノードを使用してチャンネルを読み取ります。
  • モジュールがマスタタイムベースソースを共有し、同じデータレートを使用するように構成します。
同じループ内での内部マスタタイムベースを持つモジュールと別のアナログ入力モジュールからの読み取り。
  • 別のモジュールからデータを集録する速度が内部マスタタイムベースを持つモジュール用に構成されたデータレート以上の場合は、同じループ内で両方のモジュールからの読み取りが可能です。
  • すべてのモジュールのデータの読み取りを同じFPGA I/Oノードで実行する場合、FPGA I/Oノードは内部マスタタイムベースを持つモジュールがデータを集録するまで、他のモジュールのデータを返しません。
  • 他のモジュールのデータレートが内部マスタタイムベースを持つモジュールより遅く、両方のモジュールを同じループ内で読み取る場合、内部マスタタイムベースを持つモジュールのFPGA I/Oノードは、オーバーラン警告を返してデータの読み取りを続行します。データの損失を回避するには、内部マスタタイムベースを持つモジュールのデータレートを変更するか、各モジュールの読み取りを異なるループから実行することができます。