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NI 9218では、内部マスタタイムベースを使用します。NI 9218からデータを集録するI/Oノードを使用してループを作成する場合、ループタイマ関数またはワット関数は使用しないでください。ループの実行時間がNI 9218のデータレートよりも遅い場合、FPGA I/Oノードはオーバーラン警告を返してこのモジュールの読み取りを続行します。

オーバーラン警告とは、FPGA I/Oノードによって返されるデータは有効でも、前回NI 9218からデータを読み取ったときと比べて1つまたは複数のデータポイントが抜け落ちていることを意味します。

この関数でオーバーラン警告が返されるのは、以下のすべての条件がTRUEになった場合です。

  • NI 9218が集録モード状態である。
  • モジュールからデータを集録するFPGA I/Oノードが、モジュールを集録モードにしてから1回以上実行されている。
  • 関数が前回実行してから、FPGA I/Oノードはデータポイントを1つも読み取っていない。

NI 9218でオーバーラン警告を回避する

FPGA VIを開発する際は、オーバーラン警告を回避するために、以下のガイドラインに従ってください。

  • NI 9218のデータレートよりもループの実行速度が遅くならないようにしてください。
  • 同じループにあるNI 9218および追加の内部タイミングモジュールから読み取りを行う場合は、1つのFPGA I/Oノードですべてのモジュールチャンネルを読み取るようにしてください。NI 9218と追加の内部タイミングモジュールの同期も行う必要があります。
  • 他のモジュールで、NI 9218と同等またはそれ以上に高速でデータを集録できる場合は、同じループにあるNI 9218と内部タイミングでないアナログ入力モジュールから読み取りを行うことができます。同一のFPGA I/Oノードを使用してモジュールからのデータの読み取りを行う場合、NI 9218がデータを集録するまで、他のモジュールのデータがFPGA I/Oノードから返されることはありません。
  • NI 9218よりもデータの集録速度が遅い場合は、NI 9218ともう1つのアナログ入力モジュールに別のループを使用してください。
メモ   アプリケーションが内部タイミングモジュールから複数のバッファのデータを集録し、それらの間のタイミング関係が重要でない場合は、各バッファの1番目のポイントで返されるオーバーラン警告を無視できます。