ターゲットが「一致しないIP設定」状態を返す

ターゲットがホストマシンに接続されていても一致しないIP設定状態を返す場合があります。これは、ターゲットのIPアドレスとサブネットマスクがホストのサブネットマスクで指定された範囲外にあるために起こります。

(Phar Lap ETS、VxWorks) ネットワークアダプタがDHCPを使用するよう設定されている場合、ネットワークケーブルを接続したターゲットを再起動してターゲットに新しいIPアドレスを割り当てるよう試みます。スタティックIPアドレスを使用している場合は、ターゲットのIPアドレスがホストのIPアドレスと同じサブネットになるように手動で変更し、IPアドレスの不一致を解決できます。TCP/IPアドレスおよびサブネットについての詳細は、Microsoftのサポートドキュメントを参照してください。

(NI Linux Real-Time) 下の手順に従ってターゲットのIP設定をリセットします。

1. デバイスのRESETボタンを5秒間押し続けます。
2. STATUS LEDが黄色に変わったらRESETボタンを放します。これによってセーフモードになります。
3. RESETボタンを5秒間押し続けます。
4. STATUS LEDが黄色に変わったらRESETボタンを放します。これによってデバイスはセーフモードになり、DHCPを使用するようIP設定をリセットします。