エラーコードの説明を検索する
- 更新日2025-04-04
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LabVIEWでは、LabVIEW標準エラーコード、関連ドライバ、ツールキット用のエラーコードはXMLベースのテキストファイルとしてインストールされます。
「一般エラー処理」VIまたは「シンプルエラー処理」VIを使用して、これらのエラーコードの説明を取得できます。
- 一般エラー処理
- シンプルエラー処理
また、ヘルプ»エラーの説明を選択し、エラーの説明ダイアログボックスのエラーコードの説明を表示することができます。コードフィールドにエラーコード番号を入力します (エラーコード番号が16進形式の場合は16進コードフィールドに入力します)。<Enter>キーを押すか、またはダイアログボックスの任意の場所でクリックし、説明フィールドにエラーコードの説明を表示します。この説明は、ヘルプファイルに表示される説明と同じです。また、エラークラスタレポートを生成して、ビルドインエラーコードの説明を取得できます。
VIが説明を返さない場合は、エラーコードテキストファイルが移動または削除されたか、破損した可能性があります。通常この問題は、ユーザ定義のエラーコード、アプリケーション、共有ライブラリ、またはLabVIEW6.1以前にリリースされたドライバを使用する場合に発生します。
未定義のエラーコード
未定義エラーは様々な原因で発生します。未定義エラーは、たとえば以下に説明するような方法で識別して処理することができます。
- エラーコードの説明が存在しない場合、未定義エラーが発生する可能性があります。このような場合は、カスタムエラーコードを作成、定義することができます。またはNIの技術サポートに未定義エラーコードについてお問い合わせいただくこともできます。
- エラーコードにゅにエラーコードではない番号を配線すると、未定義エラーが発生する可能性があります。
- エラーがオペレーティングシステムまたはActiveXなど他社オブジェクトに関連する場合、未定義エラーが発生する可能性があります。他社製品の未定義エラーコードは、Webで説明を検索することができます。このとき、エラーコードの数値またはコードの16進数表示で検索できます。たとえば、エラーコード12341234またはコードの16進数表示である0xBEEDF00Fで検索できます。
アプリケーションまたは共有ライブラリ
アプリケーションまたは共有ライブラリを開発している場合、すべての関連付けられたエラーコードテキストファイルをアプリケーションと共有ライブラリと配布する必要があります。
レガシードライバまたは他社製ドライバ
LabVIEW6.1以前にリリースされたドライバを使用している場合は、すべてのドライバエラーコードを含むerror.llbのバージョンがインストールされます。ドライバエラーコードの記述用にエラーコードテキストファイルはインストールされません。
LabVIEW6.1をインストールした後にレガシードライバをインストールした場合は、そのドライバのerror.llbバージョンをLabVIEW6.1またはLabVIEW 7.0でインストールされたerror.llbのバージョンで置換する必要があります。