プールサイズを設定

自動負荷調整用にCPUプールのCPU数を設定します。

このノードでは、システムプールとタイミングストラクチャプールを連続的に隣接するCPUのプールとして作成します。システムプールは、CPU 0から作成され、タイミングストラクチャプールはシステムプールのすぐ後に作成されます。

メモ このノードでは、空のプールや部分的に重複するプールを作成できません。
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入力/出力

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システムプール

システムプールに割り当てるCPUの数です。

この入力に0を指定した場合、またはシステムプールおよびタイミングストラクチャプールに指定した値がリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) で利用可能なCPUの数を超える場合、このノードはエラーを返します。

システムプールタイミングストラクチャプールの両方を-1に設定した場合、このノードはRTOSですべてのCPUを両方のプールに割り当てます。システムプールまたはタイミングストラクチャプールのいずれかを-1に設定した場合、このノードは残りのすべてのCPUをそのプールに割り当てます。

Default value: -1

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タイミングストラクチャプール

タイミングストラクチャプールに割り当てるCPUの数です。

この入力に0を指定した場合、またはシステムプールおよびタイミングストラクチャプールに指定した値がリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) で利用可能なCPUの数を超える場合、このノードはエラーを返します。

システムプールタイミングストラクチャプールの両方を-1に設定した場合、このノードはRTOSですべてのCPUを両方のプールに割り当てます。システムプールまたはタイミングストラクチャプールのいずれかを-1に設定した場合、このノードは残りのすべてのCPUをそのプールに割り当てます。

Default value: -1

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エラー入力

このノードの実行前に発生したエラー状態です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの入力に応答します。

Standard Error Behavior

Default value: エラーなし

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割り当てられたCPUプール

各CPUのプール割り当てです。

System and Timed Structures 特定のCPUに手作業で割り当てられていないすべてのスレッドの自動負荷調整のために、CPUはシステムプールとタイミングストラクチャプールの両方に割り当てられます。
System タイミングループスレッド以外の自動負荷調整のために、CPUはシステムプールに割り当てられます。
Timed Structures タイミングループスレッド以外の自動負荷調整のために、CPUはタイミングストラクチャプールに割り当てられます。
Reserved CPUはプールに割り当てられていません。CPUは、手動のプロセッサ割り当てのために構成するタイミングループに予約されています。
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エラー出力

エラー情報です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの出力を生成します。

Standard Error Behavior

Examples

8つのCPUを持つシステムでは、システムプールタイミングストラクチャプールの両方に3の値を指定すると、このノードはCPU 0~2をシステムプールに、CPU 3~5をタイミングストラクチャプールに割り当てます。CPU 6~7は手動でのCPU割り当て用に構成されたタイミングループで使用するために予約されます。

CPU利用率を最大化する

プロセッサの利用率を最大化するには、タイミングループとシステムスレッドの合計処理時間の比率を推定し、それに基づいて各プールに割り当てるCPUの数を調整できます。「RT CPU負荷を取得」ノードを使用して、処理負荷の分配を推定できます。