メモリを読み取る

FPGAターゲットのメモリからデータを読み取ります。

ブロックメモリまたはルックアップテーブルを使用してメモリ項目を実装した場合は、メモリが書き込まれたクロック領域からしかデータを読み取れません。これらの実装では、各メモリ項目に対して1つの書き込みノードと1つの読み取りノードのみを使用することで、コードを最適化します。別のクロック領域で読み取りと書き込みを行うには、FIFOまたはレジスタを使用します。

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入力/出力

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リファレンス入力

メモリ項目のリファレンスです。

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アドレス

読み取り元のメモリアドレスです。

アドレスの有効範囲は、入力メモリ項目を生成したときに指定した、要求する要素数により異なります。たとえば、要求する要素数を65536に指定すると、アドレスの有効範囲は0~65535になります。アドレスがアドレスの範囲を超えると、このノードはエラーを返します。

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エラー入力

このノードの実行前に発生したエラー状態です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの入力に応答します。

Standard Error Behavior

Default value: エラーなし

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リファレンス出力

メモリ項目のリファレンスです。

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データ

メモリ項目の指定されたアドレスから取得されたデータです。

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エラー出力

エラー情報です。

ノードは標準エラー動作に基づいてこの出力を生成します。

Standard Error Behavior

Programming Patterns

メモリ項目を使用してデータを転送する

メモリの読み取りおよび書き込みアクセスを構成する

項目タブのメモリインタフェースオプションを使用して、このノードが読み取るインタフェース (AまたはB) を構成します。「メモリを作成」ノードを使用してメモリを作成した際に構成した読み取り/書き込みアクセスに基づいて、以下のガイドラインに従って適切なインタフェースを選択します。

  • メモリに読み取りと書き込みの両方のアクセスがある場合は、読み取りAを選択します。
  • メモリが読み取り専用、つまりデュアルポート読み取りアクセスの場合は、読み取りAまたは読み取りBを選択します。