内積

実数または複素数の2つのベクトルの内積を計算します。 ベクトルサイズを1として構成した場合、スカラ値を入力する必要があります。他のベクトルサイズに対しては、このノードはそのサイズのスカラ値または1次元の固定サイズ配列をサポートしています。

入力/出力

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x

入力値です。固定サイズ配列で、スカラ値をポイントごとに渡すか、すべての値を一度に渡すことができます。

xおよびyは、両方がスカラまたは1次元の固定サイズ配列である必要があります。 ベクトルサイズを1として構成した場合、スカラ値を入力する必要があります。
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y

入力値です。固定サイズ配列で、スカラ値をポイントごとに渡すか、すべての値を一度に渡すことができます。

xおよびyは、両方がスカラまたは1次元の固定サイズ配列である必要があります。 ベクトルサイズを1として構成した場合、スカラ値を入力する必要があります。
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入力有効

次の処理データ要素を受信したかどうかを示すブール値です。先行ノードからこのノードにデータを渡すには、先行ノードの出力有効出力をこの入力に配線します。

True 次の処理データ要素を受信しました。
False 次の処理データ要素を受信していません。
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出力準備完了

後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態かどうかを定義するブール値です。後続ノードの入力準備完了出力を現在のノードのこの入力に配線するには、フィードバックノードを使用します。

True 後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態です。
False 後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態ではありません。
メモ サイクルでこの入力がFalseの場合、同サイクルで出力有効出力もFalseを返します。

Default value: True

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内積

xyの内積を返します。

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演算オーバーフロー

出力データタイプが結果のすべての値を表すことができるかを示すブールです。このノードは、出力の構成に従って、オーバーフローオプションおよび丸め込みオプションを適用します。

True 出力データタイプは結果のすべての値を表せません。
False 出力データタイプは結果のすべての値を表せます。
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出力有効

このノードが後続ノードで使用できる結果を計算するかどうかを示すブール値です。

ノードのデータを後続ノードに送信するには、この出力を後続の入力有効入力に配線します。

True 後続ノードは、このノードが計算する結果を使用できます。
False このノードは、後続ノードが使用できない未定義の値を返します。
メモ このノードは、シミュレーションモードで実行した場合、ハードウェア上で実行した場合と比較して、未定義の異なる値を返す可能性があります。
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入力準備完了

このノードが新しい入力データを受信できる状態かを示すブール値です。

フィードバックノードを使用して、この出力を先行ノードの出力準備可能出力に配線します。

True このノードが新しい入力データを受信できる状態です。
False このノードが新しい入力データを受信できる状態ではありません。
メモ あるサイクルでこの端子がFalseを返した場合、このノードは、次のサイクル中に別のノードから送信されるすべてのデータを破棄します。次のサイクルで入力有効端子がTrueであっても、このノードはデータを破棄します。

共役オプション

演算中に入力を共役する方法を構成します。x、y、両方、なしのいずれの入力の組み合わせも共役できます。

ベクトルサイズ

入力ベクトルのサイズを指定します。

リソースオプション

乗算器の実装方法を指定します。自動により、コンパイラが組込ブロック乗算器またはルックアップテーブルのどちらを使用するかを決定できます。ルックアップテーブルにより、ノードがルックアップテーブルを使用します。

パイプライン度

このノードが内部で使用するパイプラインのステージ数を指定します。

インタフェースと配列サイズが異なる場合はどうなるか

xおよびyは、両方がスカラまたは1次元の固定サイズ配列である必要があります。インタフェースタイプが異なる場合、xの入力に従います。両方のインタフェースタイプが1次元の固定サイズ配列で配列サイズが異なる場合、小さい配列サイズの入力に従います。優先する入力が1次元の固定サイズ配列の場合、コンパイラはノードのベクトルサイズ構成オプションを淡色表示してワイヤからの配列サイズを使用します。

パイプラインを使用して最大クロックレートを向上する

パイプラインのステージ数を調整することで、FPGAターゲットでのこのノードのタイミングパフォーマンスを向上させることができます。 一般に、パイプラインのステージ数を増やすことで、このノードの最大クロックレートを高めることができます。ただし実際のクロックレートは、以下の要素をはじめとするさまざまな注意事項によって決定されます。

  • 使用するFPGAターゲット
  • 乗算器のサイズ
  • ノードの固定小数点構成で選択した、丸め込みモードとオーバーフローモード
  • 項目タブのパイプラインオプションセクションでリソースに対して選択するモードです。
  • 乗算器以外のFPGA論理