配列連結追加

複数の配列を連結するか、n次元配列に要素を追加します。

このノードは、入力の次元、および項目タブの入力を連結オプションが有効かどうかにより、異なる方法で新規配列を作成します。以下の表は、さまざまな入力および構成に基づく「配列連結追加」の動作を示しています。

入力 入力を連結オプション 動作 出力の次元
同じ次元の配列 入力を連結が無効 1378 n+1
同じ次元の配列 入力を連結が有効 1378 n
異なる次元の配列およびスカラ 入力を連結が有効 1378 n
1378

入力/出力

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要素

任意のn次元配列またはスカラ要素です。すべての入力は同じベースタイプである必要があります。

空の配列入力での動作

要素が空の配列の場合、入力を連結オプションが選択されていないと、このノードはn+1次元の出力配列を生成します。入力を連結オプションを選択している場合、このノードは空の要素配列と同じ次元の出力配列を生成します。

異なるサイズの入力配列

同じ次元の入力に異なる数の要素が含まれていると、このノードは以下のように動作します。

  • デフォルトで、このノードは最大の入力とサイズを一致させるために最小の入力に要素を追加します。たとえば、要素が{1,2}で要素2が{3,4,5}の場合、配列連結追加要素の末尾に0を追加して{{1, 2, 0}, {3, 4, 5}}を返します。
  • 入力を連結オプションが有効になっていると、このノードは入力に要素を追加しません。たとえば、要素が{1,2}で要素2が{3,4,5}の場合、配列連結追加は要素を追加せずに{1, 2, 3, 4, 5}を返します。
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付加配列

結果の配列です。

配列連結追加

すべての入力要素を順に追加して、入力配列よりも次元が1つ高い配列を形成します。各入力は、出力配列のn次元のメンバーを構成しています。たとえば、1D配列入力は2D配列出力の行になりますすべての入力がこのオプションを使用するには同じ次元である必要があります。

入力を連結

すべての入力を順に追加して、配線された配列入力と同じ次元の出力配列を形成します。このオプションは、スカラに対して使用できません。

Examples

以下の表は、「配列連結追加」による、デフォルトの入力の追加方法および入力を連結オプションが有効になっている場合の入力の追加方法を説明しています。
入力 配列連結追加デフォルト 入力を連結 コメント
{1, 2} {3, 4} {{1, 2}, {3, 4}} {1, 2, 3, 4} 両方の入力配列が同じ次元であるため、使用する構成オプションを選択できます。
{1, 2} {3, 4, 5} {{1, 2, 0}, {3, 4, 5}} {1, 2, 3, 4, 5} 両方の入力配列が同じ次元であるため、使用する構成オプションを選択できます。デフォルトで、このノードは、2番目の入力と同じ長さにするために、最初の入力配列に0のパディングを1つ追加します。入力を連結オプションではパディングが表示されません。
{1, 2} 3 なし {1, 2, 3} 入力の次元が異なる場合は、入力を連結が自動的に有効となり、無効にできません。追加された配列は、次元の大きさに関わらず、入力要素を順番に帰します。
3 {1, 2} なし {3, 1, 2} 入力の次元が異なる場合は、入力を連結が自動的に有効となり、無効にできません。追加された配列は、次元の大きさに関わらず、入力要素を順番に帰します。

要素を連結する

すべての要素入力の次元が同じ場合は、項目タブの入力を連結オプションを選択し、すべての入力を順に追加して入力に配線された配列と同じ次元の出力配列を形成できます。このオプションは、スカラに対して使用できません。要素入力の次元が異なる場合は、入力を連結が自動的に有効となり無効にできません。

多次元配列を作成する

デフォルトでは、すべての要素入力の次元が同じ場合、「配列連結追加」は、スカラ要素入力または配列要素入力よりも1つ次元の大きい配列に入力を追加します。各入力は、出力配列のn次元のメンバーとなります。たとえば、1D配列入力は2D配列出力の行になります
メモ配列連結追加」は、入力を連結オプションが有効な場合は出力配列の次元を増加させません。