数値

ビットパターンで動作する加算/減算器を実装します。 「加算減算」ノードをカスケードし、パイプライン処理をして、高いスループットレートを実現することが可能です。

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入力/出力

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キャリーイン/反転ボローイン

このノードが追加の最下位ビット(LSB)を含むかどうかを決定するブールです。

True 減算?がFalseの場合、1つのLSBをx + yに加算します。減算?がTrueの場合、通常どおりxyを計算します。
False 減算?がTrueの場合、1つのLSBをxyから差し引きます。減算?がFalseの場合、通常どおりx + yを計算します。

Default value: False

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xをバイパス

このノードがxに配線した値を無視するかどうかを決定するブールです。

True このノードはxに配線した値の代わりに値0を使用します。
False このノードはxに配線した値を使用します。

このブールを使用して、このノードが計算する式からxを削除します。たとえば、このブールを使用すると、xyではなく–yを返すことができます。

Default value: False

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減算?

このノードが減算または加算を実行するかどうかを決定するブールです。

このブールを使用して、このノードの操作をプログラム的に変更します。
Trueノードはx - yを計算します。
Falseノードはx + yを計算します。

Default value: False

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x

このノードの入力です。

この入力は、整数および固定小数点データタイプのスカラ値をサポートします。

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y

このノードの入力です。

この入力は、整数および固定小数点データタイプのスカラ値をサポートします。

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キャリーアウト/反転ボローアウト

合計のデータタイプが符号なしの加算の結果値を表すことができないかどうかを示すブールです。

この出力は、符号なし数値をxおよびyに配線した場合に使用できます。
True合計のデータタイプが符号なしの加算の結果値を表すことができません。
False合計のデータタイプが符号なしの減算の結果値を表すことができません。

この場合、このノードは合計値を破棄します。このノードをカスケードすると、この出力を使用して、後続のノードが値を持ち越す(キャリー)か、または借りる(ボロー)かどうかを指定することができます。後続のノードがこの値を使用することを指定するには、キャリーアウト/反転ボローアウトを後続のノードのキャリーイン/反転ボローイン入力に配線します。

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オーバーフロー

合計の理論上の演算値がそのデータタイプの有効な範囲を超えているかどうかを示すブールです。

この出力は、符号付き数値をxおよびyに配線した場合に使用できます。
Trueこのノードは合計値を破棄します。
Falseこのノードは合計値を破棄しません。
メモ ノードをカスケードする場合、中間の操作で符号なしバージョンのノードを使用する必要があります。最後のノードのエンコーディングを、カスケードされた全体の操作で必要なエンコーディングに設定します。
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合計

このノードが計算した結果です。結果値はxyの値だけでなく、ブール入力の値によっても異なります。

このノードは、以下の場合にオーバーフローモードの「切り捨て」オプションを合計に適用します。
  • 減算?がTrueで、キャリーアウト/反転ボローアウトがFalseを返す
  • 減算?がFalseで、キャリーアウト/反転ボローアウトがTrueを返す