ANSI Cライブラリ関数リファレンス
- 更新日2023-02-17
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ANSI Cライブラリ関数リファレンス
以下の表は、使用可能なANSI Cライブラリ関数を記載しています。この表中のリンクをクリックすると、新規のブラウザタブでLabWindows/CVIヘルプのトピックが開きます。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| _getmbcp | オペレーティングシステムで現在使用されているコードページを返します。 |
| _ismbblead | 入力バイトが現在のコードページの有効リードバイトである場合、TRUEを返します。 |
| _mbsbtype | 指定のオフセットでのコンテキスト文字列のバイトタイプを取得します。 |
| _mbscat | ターゲット文字列の最後にソース文字列のコピーを追加します。 |
| _mbschr | 文字列での指定文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| _mbscmp | 2つのヌル終端文字列を比較します。 |
| _mbscpy | ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列をターゲット文字列へコピーします。 |
| _mbscspn | 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| _mbsdec | マルチバイト文字列で文字ポインタをその前の文字に移動します。 |
| _mbsicmp | 2つのヌル終端文字列を比較します。 |
| _mbsinc | マルチバイト文字列で文字ポインタを次の文字に移動します。 |
| _mbslen | 指定の文字列のASCIIヌル終端バイトまでの長さ(終端バイトは含まない)を返します。 |
| _mbsnbcat | ソース文字列からの指定数分のバイトをターゲット文字列の最後に追加します。 |
| _mbsnbcmp | 2つのヌル終端文字列からの指定数分のバイトを比較します。 |
| _mbsnbcpy | ソース文字列からの指定数分のバイトをターゲット文字列にコピーします。 |
| _mbsnbicmp | 2つのヌル終端文字列の指定数分のバイト以上を比較しません。 |
| _mbspbrk | 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| _mbsrchr | 指定の文字列での指定文字の最後のオカーレンスを検索します。 |
| _mbsspn | 指定の文字セットの文字のみを含む文字列の、最初のセグメントのバイト長を返します。 |
| _mbsstr | ASCIIヌル終端バイトを除く、文字シーケンスの最初のオカーレンスを文字列内で検索します。 |
| _mbstok | 指定のデリミタセットに含まれている1つ以上の文字で区切ることで、文字列をトークンに分解します。 |
| _putenv | ホスト環境の環境リストにエントリを追加または既存のものと置換します。 |
| abs | 指定の整数入力値の絶対値を計算します。 |
| acos | 指定引数の逆余弦関数の主値を計算します。 |
| alloca | 指定サイズのオブジェクト用にスタックのスペースを割り当てます。 |
| asctime | struct tmに保存されている日付と時間を取得し、文字列に変換します。 |
| asin | 指定引数の逆正弦関数の主値を計算します。 |
| atan | 指定引数の逆正接を返します。 |
| atan2 | 両引数の符号を使用して(yValue/xValue)の逆正接の主値を計算し、戻り値の象限を取得します。 |
| atof | 文字列の最初の部分をdouble型の表現に変換します。 |
| atoi | 文字列の最初の部分をint型の表現に変換します。 |
| atol | 文字列の最初の部分をlong int型の表現に変換します。 |
| atoll | 文字列の最初の部分をlong long int型の表現に変換します。 |
| bsearch | 指定のキーに一致する要素のオブジェクト配列を検索します。 |
| calloc | 要素サイズがelementSize、合計要素数がnumber_ofElementsの要素配列にメモリ領域を割り当てます。 |
| ceil | 入力値を次に高い整数に丸め込むことで、指定の引数未満の最小の整数値を計算します。 |
| clearerr | 指定のストリームの終了表示子およびエラー表示子をクリアします。 |
| clock | プログラムが実行を開始してから発生したシステムクロックサイクルの数を返します。 |
| close | 指定ファイルハンドルのシステムバッファを排出して関連ファイルを閉じます。 |
| cos | 指定引数の余弦を計算します。 |
| cosh | 指定引数の双曲余弦を計算します。 |
| ctime | 現在の時間を人間が判読できる文字列に変換します。 |
| difftime | 2つの暦時刻の差を計算します。 |
| div | numeratorをdenominatorで割ります。 |
| eof | 指定ハンドルの終了表示子をテストします。 |
| exp | 指定引数の指数関数を計算します。 |
| fabs | double型の絶対値を計算します。 |
| fclose | 指定のI/Oストリームを排出し、関連ファイルを閉じます。 |
| fdopen | openまたはsopen(Windowsのみ)関数で返されるファイルハンドルから、バッファ型I/Oストリームへのポインタを取得します。 |
| feof | 指定ストリームのファイル終了表示子をテストします。 |
| ferror | 指定ストリームのエラー表示子をテストします。 |
| fflush | 指定ストリームのI/Oバッファを排出します。 |
| fgetc | 指定の入力ストリームから次の文字を読み取り、関連ファイルの位置表示子を進展させます。 |
| fgetpos | 指定ストリームのファイル位置表示子の現在値を取得します。 |
| fgets | ファイル終了になるまで、改行文字を読み取るまで、または(number_ofChars - 1)個の文字を読み取まで、指定された入力ストリームからlineBufferへ文字を読み込みます。 |
| floor | 入力値を次に低い整数に丸め込むことで、指定の引数を超えない最大の整数値を計算します。 |
| fmod | 2つのdouble値の商の浮動小数点のremainderを計算します。 |
| fopen | 指定されたモードで指定ファイルを開きます。 |
| fprintf | formatStringに指定された形式で、指定されたストリームに出力を書き込みます。 |
| fputc | 指定文字を出力ストリームに書き込み、ファイル位置表示子を進展させます。 |
| fputs | ASCIIヌル終端バイトを含まない文字列を指定の出力ストリームに書き込みます。 |
| fread | 指定の入力ストリームからデータブロックを読み取り、指定のバッファに格納します。 |
| free | memBlockPointerにより指定された領域を割り当て解除します。 |
| freopen | oldStreamに関連付けられているファイルを閉じ、新たにファイルを開いてそれをoldStreamが指定するI/Oストリームに関連付け、そのI/Oストリームのエラーとファイル終了表示子をクリアします。 |
| frexp | 浮動小数点数を、mantissa(幅が区間[0.5,1)またはゼロの正規化小数)およびexponent(2の整数べき乗)の2つに分割します。 |
| fscanf | 指定のストリームから入力を読み取り、それを書式文字列の仕様にしたがって一連の値に変換します。 |
| fseek | 指定ストリームのファイル位置表示子を設定します。 |
| fsetpos | fgetposへの先呼び出しによって取得された値にしたがって、指定ストリームのファイル位置表示子を設定します。 |
| ftell | 指定ストリームのファイル位置表示子の現在値を返します。 |
| fwrite | 指定の出力ストリームにデータのブロックを書き込みます。 |
| getc | 指定の入力ストリームから次の文字を読み取り、ファイルの位置表示子を進展させます。 |
| getenv | 指定の環境名と一致する環境文字列を検索して、文字列に関連した値を返します。 |
| gmtime | 暦時刻を取得してコンポーネント部分に分解し、結果をstruct tmに保存します。 |
| isalnum | 文字が英数字(a~z、A~Z、0~9)であるかどうかをテストします。 |
| isalpha | 文字がアルファベット(a~z、A~Z)であるかどうかをテストします。 |
| iscntrl | 文字が制御文字(値が0~31の文字)であるかどうかをテストします。 |
| isdigit | 文字が10進数字(0~9)であるかどうかをテストします。 |
| isgraph | 文字が空白文字でなく、表示文字であるかどうかをテストします。 |
| islower | 文字が小文字のアルファベット(a~z)であるかどうかをテストします。 |
| isprint | 文字が空白文字を含む表示文字の中になるかどうかをテストします。 |
| ispunct | 文字が空白またはアルファベット文字でない表示文字の区切り文字であるかどうかをテストします。 |
| isspace | 文字が標準空白類文字であるかどうかをテストします。 |
| isupper | 文字が大文字のアルファベット(A~Z)であるかどうかをテストします。 |
| isxdigit | 文字が16進数字(0~9、A~F、a~f)であるかどうかをテストします。 |
| labs | 指定のlong型整数入力値の絶対値を計算します。 |
| ldexp | 浮動小数点数を2の整数べき乗で乗算します。 |
| ldiv | numeratorをdenominatorで除算した結果の整商と余剰を計算します。 |
| llabs | 指定のlong long型整数入力値の絶対値を計算します。 |
| lldiv | numeratorをdenominatorで除算した結果の整商と余剰を計算します。 |
| localeconv | 数値の形式パラメータの現在のロケールを取得します。 |
| localtime | 暦時間を取得してコンポーネント部分に分解し、それを現地時刻に調整し、結果をstruct tmに保存します。 |
| log | 指定引数の自然対数を計算します。 |
| log10 | 指定引数の10を底とする対数を計算します。 |
| longjmp | setjmpの最後の呼び出し時に保存された環境を復元します。 |
| lseek | 指定のファイルハンドルのファイル位置表示子を設定します。 |
| malloc | 指定サイズのオブジェクト用にスペースを割り当てます。 |
| mblen | 指定の複数バイト文字に含まれるバイト数を取得します。 |
| mbstowcs | シーケンスの複数バイト文字を対応するワイド文字コードに変換し、特定数のコードのみを格納します。 |
| mbtowc | 指定の複数バイト文字とその複数バイト文字に対応するコードに含まれているバイト数を取得します。 |
| memchr | 指定のメモリブロックでの指定文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| memcmp | 2つのメモリのブロックを比較します。 |
| memcpy | ソースバッファからの指定バイト数をターゲットバッファにコピーします。 |
| memmove | ソースバッファからの指定バイト数をターゲットバッファにコピーします。 |
| memset | 指定の値をメモリブロックにコピーします。 |
| mktime | struct tmで表現された現地日時を暦時刻の値に変換します。 |
| modf | double値を整数部と小数部に分解します。両部分は引数と同じ符号が付きます。 |
| open | 演算フラグにしたがって指定の名前でファイルを開き、ハンドルをその開いたファイルに返します。 |
| pow | 入力値を指定の累乗にして、その結果を返します。 |
| putc | 指定文字を関連ファイル位置表示子の位置で出力ストリームに書き込みます。 |
| qsort | 要素の配列をユーザが書いた比較関数にしたがって昇順でソートします。 |
| raise | 指定の信号を実行中のプログラムに送信します。 |
| rand | 範囲0~RAND_MAXで擬似乱数整数を計算します。 |
| read | 指定のファイルハンドルからデータブロックを読み取り、このデータを指定のバッファに格納します。 |
| realloc | 前に割り当てられたメモリブロックのサイズを、内容は引き継ぎながら変更します。 |
| remove | 指定のファイルまたは空のディレクトリをその名前を使ってアクセス不可能にします。 |
| rename | oldFileNameにより指定されたファイルまたはディレクトリがnewFileNameで指定された名前で識別されるようにします。 |
| rewind | 指定ストリームのファイル位置表示子をファイルの始めに設定します。 |
| setbuf | I/Oストリームのバッファ方法を指定します。 |
| setjmp | longjmpが後で使用できるように、現在の呼び出し環境を保存します。 |
| setlocale | プログラムのロケールの指定カテゴリを変更します。 |
| setvbuf | I/Oストリームのバッファ方法を指定します。 |
| sin | 指定引数の正弦を計算します。 |
| sinh | 指定引数の双曲正弦を計算します。 |
| snprintf | formatStringの形式指定子に従って、出力を指定された文字列に書き込みます。書き込まれた文字列の後にヌル文字が書き込まれます。 |
| sopen | 演算にしたがって指定の名前でファイルを開き、フラグを共有します。 |
| sprintf | formatStringの形式指定子に従って、出力を指定された文字列に書き込みます。書き込まれた文字列の後にヌル文字が書き込まれます。 |
| sqrt | 指定引数の負でない平方根を計算します。 |
| srand | 後続のrand呼び出しが返す擬似乱数の新規シーケンスのシードとして引数を使用します。 |
| sscanf | formatStringの指定子に従って、指定されたソース文字列からの入力を一連の値に変換します。 |
| strcat | ターゲット文字列の最後に、ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列のコピーを追加します。 |
| strchr | 文字列での指定文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| strcmp | 2つのヌル終端文字列を比較します。 |
| strcoll | 現在のロケールのLC_COLLATEカテゴリとして適切とみなされる2つのNULL終端文字列を比較します。 |
| strcpy | ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列をターゲット文字列へコピーします。 |
| strcspn | 文字列内で、指定の文字セットに含まれている最初の文字の位置を検索します。 |
| strerror | errnoグローバル変数にある指定のエラーID番号をエラーメッセージ文字列にマップします。 |
| strftime | time structに保存されている日時を取得し、形式文字列で指定された形式の日時情報が含まれたNULL終端ASCII文字列を生成します。 |
| stricmp | unsigned charとしてみなされる文字の値をもとに、2つのNULL終端文字列を比較します。 |
| strlen | 指定の文字列のヌル終端文字までの長さ(ヌル終端文字は含まない)を返します。 |
| strncat | ソース文字列からの指定数分の文字をターゲット文字列の最後に追加します。 |
| strncmp | 2つのヌル終端文字列の指定数分の文字を比較します。 |
| strncpy | ソース文字列の文字を、指定数分の文字またはASCIIヌルバイトに達するまでターゲット文字列にコピーします。 |
| strnicmp | 2つのヌル終端文字列の指定数分の文字を、符号なし文字とみなされる文字列内の文字の値にもとづいて比較します。 |
| strpbrk | 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。 |
| strrchr | 文字列での指定文字の最後のオカーレンスを検索します。 |
| strspn | 文字列内で、指定の文字セットに含まれていない最初の文字の位置を検索します。 |
| strstr | ASCIIヌル終端バイトを除く、文字シーケンスの最初のオカーレンスを文字列内で検索します。 |
| strtod | 文字列の最初の部分をdouble型の表現に変換します。 |
| strtok | 文字列を指定のデリミタのセットからの1つ以上の文字で区切られている一連の連続文字であるトークンに分解します。 |
| strtol | 文字列の最初の部分を指定された底のlong int型の表現に変換します。 |
| strtoll | 文字列の最初の部分を指定された底のlong long integer型の表現に変換します。 |
| strtoul | 文字列の最初の部分を指定された底のunsigned long int型の表現に変換します。 |
| strtoull | 文字列の最初の部分を指定された底のunsigned long long integer型の表現に変換します。 |
| strxfrm | ASCII NUL終端バイトを含む指定数分の文字をソース文字列からターゲット文字列に変換します。 |
| system | プログラムを開始して、終了するのを待ちます。 |
| tan | 指定引数の正接を計算します。 |
| tanh | 指定引数の双曲正接を計算します。 |
| time | 現在の暦時刻(協定世界時(UTC)の1900年1月1日からの秒数)を取得します。 |
| tmpfile | ユーザがファイルを閉じたとき、またはプログラムを終了したときに自動的に削除される、一時的なバイナリファイルを作成します。 |
| tmpnam | 既存のファイルの名前ではない、有効なファイル名の文字列を生成します。この関数は、最高TMP_MAX回まで、呼び出すたびに異なる文字列を生成します。 |
| tolower | 大文字から小文字に変換して、その変換された文字を返します。 |
| toupper | 子文字から大文字に変換して、その変換された文字を返します。 |
| ungetc | 単一文字を指定の入力ストリームに戻します。その後にそのストリームに対して読み取り操作を行った場合は、戻された文字が逆順で返ります。 |
| vfprintf | formatStringに指定された形式で、指定されたストリームに出力を書き込みます。 |
| vfscanf | 指定のストリームから入力を読み取り、それを書式文字列の仕様にしたがって一連の値に変換します。 |
| vsnprintf | formatStringの形式指定子に従って、指定された文字列に出力を書き込みます。 |
| vsprintf | formatStringの形式指定子に従って、指定された文字列に出力を書き込みます。 |
| vsscanf | formatStringの指定子に従って、指定されたソース文字列からの入力を一連の値に変換します。 |
| wcslen | 指定の文字列のASCIIヌル終端バイトまでの長さ(終端バイトは含まない)を返します。 |
| wcstombs | 一連のワイド文字コードを対応する一連の複数バイト文字に変換します。 |
| wctomb | 指定されるワイド文字に対応する複数バイト文字の表現に必要なバイト数を取得します。 |
| write | 指定バッファに格納されたデータブロックは、指定のファイルハンドルに書き込まれます。 |