ANSI Cライブラリ関数リファレンス

以下の表は、使用可能なANSI Cライブラリ関数を記載しています。この表中のリンクをクリックすると、新規のブラウザタブでLabWindows/CVIヘルプのトピックが開きます。

関数 説明
_getmbcp オペレーティングシステムで現在使用されているコードページを返します。
_ismbblead 入力バイトが現在のコードページの有効リードバイトである場合、TRUEを返します。
_mbsbtype 指定のオフセットでのコンテキスト文字列のバイトタイプを取得します。
_mbscat ターゲット文字列の最後にソース文字列のコピーを追加します。
_mbschr 文字列での指定文字の最初のオカーレンスを検索します。
_mbscmp 2つのヌル終端文字列を比較します。
_mbscpy ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列をターゲット文字列へコピーします。
_mbscspn 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。
_mbsdec マルチバイト文字列で文字ポインタをその前の文字に移動します。
_mbsicmp 2つのヌル終端文字列を比較します。
_mbsinc マルチバイト文字列で文字ポインタを次の文字に移動します。
_mbslen 指定の文字列のASCIIヌル終端バイトまでの長さ(終端バイトは含まない)を返します。
_mbsnbcat ソース文字列からの指定数分のバイトをターゲット文字列の最後に追加します。
_mbsnbcmp 2つのヌル終端文字列からの指定数分のバイトを比較します。
_mbsnbcpy ソース文字列からの指定数分のバイトをターゲット文字列にコピーします。
_mbsnbicmp 2つのヌル終端文字列の指定数分のバイト以上を比較しません。
_mbspbrk 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。
_mbsrchr 指定の文字列での指定文字の最後のオカーレンスを検索します。
_mbsspn 指定の文字セットの文字のみを含む文字列の、最初のセグメントのバイト長を返します。
_mbsstr ASCIIヌル終端バイトを除く、文字シーケンスの最初のオカーレンスを文字列内で検索します。
_mbstok 指定のデリミタセットに含まれている1つ以上の文字で区切ることで、文字列をトークンに分解します。
_putenv ホスト環境の環境リストにエントリを追加または既存のものと置換します。
abs 指定の整数入力値の絶対値を計算します。
acos 指定引数の逆余弦関数の主値を計算します。
alloca 指定サイズのオブジェクト用にスタックのスペースを割り当てます。
asctime struct tmに保存されている日付と時間を取得し、文字列に変換します。
asin 指定引数の逆正弦関数の主値を計算します。
atan 指定引数の逆正接を返します。
atan2 両引数の符号を使用して(yValue/xValue)の逆正接の主値を計算し、戻り値の象限を取得します。
atof 文字列の最初の部分をdouble型の表現に変換します。
atoi 文字列の最初の部分をint型の表現に変換します。
atol 文字列の最初の部分をlong int型の表現に変換します。
atoll 文字列の最初の部分をlong long int型の表現に変換します。
bsearch 指定のキーに一致する要素のオブジェクト配列を検索します。
calloc 要素サイズがelementSize、合計要素数がnumber_ofElementsの要素配列にメモリ領域を割り当てます。
ceil 入力値を次に高い整数に丸め込むことで、指定の引数未満の最小の整数値を計算します。
clearerr 指定のストリームの終了表示子およびエラー表示子をクリアします。
clock プログラムが実行を開始してから発生したシステムクロックサイクルの数を返します。
close 指定ファイルハンドルのシステムバッファを排出して関連ファイルを閉じます。
cos 指定引数の余弦を計算します。
cosh 指定引数の双曲余弦を計算します。
ctime 現在の時間を人間が判読できる文字列に変換します。
difftime 2つの暦時刻の差を計算します。
div numeratordenominatorで割ります。
eof 指定ハンドルの終了表示子をテストします。
exp 指定引数の指数関数を計算します。
fabs double型の絶対値を計算します。
fclose 指定のI/Oストリームを排出し、関連ファイルを閉じます。
fdopen openまたはsopen(Windowsのみ)関数で返されるファイルハンドルから、バッファ型I/Oストリームへのポインタを取得します。
feof 指定ストリームのファイル終了表示子をテストします。
ferror 指定ストリームのエラー表示子をテストします。
fflush 指定ストリームのI/Oバッファを排出します。
fgetc 指定の入力ストリームから次の文字を読み取り、関連ファイルの位置表示子を進展させます。
fgetpos 指定ストリームのファイル位置表示子の現在値を取得します。
fgets ファイル終了になるまで、改行文字を読み取るまで、または(number_ofChars - 1)個の文字を読み取まで、指定された入力ストリームからlineBufferへ文字を読み込みます。
floor 入力値を次に低い整数に丸め込むことで、指定の引数を超えない最大の整数値を計算します。
fmod 2つのdouble値の商の浮動小数点のremainderを計算します。
fopen 指定されたモードで指定ファイルを開きます。
fprintf formatStringに指定された形式で、指定されたストリームに出力を書き込みます。
fputc 指定文字を出力ストリームに書き込み、ファイル位置表示子を進展させます。
fputs ASCIIヌル終端バイトを含まない文字列を指定の出力ストリームに書き込みます。
fread 指定の入力ストリームからデータブロックを読み取り、指定のバッファに格納します。
free memBlockPointerにより指定された領域を割り当て解除します。
freopen oldStreamに関連付けられているファイルを閉じ、新たにファイルを開いてそれをoldStreamが指定するI/Oストリームに関連付け、そのI/Oストリームのエラーとファイル終了表示子をクリアします。
frexp 浮動小数点数を、mantissa(幅が区間[0.5,1)またはゼロの正規化小数)およびexponent(2の整数べき乗)の2つに分割します。
fscanf 指定のストリームから入力を読み取り、それを書式文字列の仕様にしたがって一連の値に変換します。
fseek 指定ストリームのファイル位置表示子を設定します。
fsetpos fgetposへの先呼び出しによって取得された値にしたがって、指定ストリームのファイル位置表示子を設定します。
ftell 指定ストリームのファイル位置表示子の現在値を返します。
fwrite 指定の出力ストリームにデータのブロックを書き込みます。
getc 指定の入力ストリームから次の文字を読み取り、ファイルの位置表示子を進展させます。
getenv 指定の環境名と一致する環境文字列を検索して、文字列に関連した値を返します。
gmtime 暦時刻を取得してコンポーネント部分に分解し、結果をstruct tmに保存します。
isalnum 文字が英数字(a~z、A~Z、0~9)であるかどうかをテストします。
isalpha 文字がアルファベット(a~z、A~Z)であるかどうかをテストします。
iscntrl 文字が制御文字(値が0~31の文字)であるかどうかをテストします。
isdigit 文字が10進数字(0~9)であるかどうかをテストします。
isgraph 文字が空白文字でなく、表示文字であるかどうかをテストします。
islower 文字が小文字のアルファベット(a~z)であるかどうかをテストします。
isprint 文字が空白文字を含む表示文字の中になるかどうかをテストします。
ispunct 文字が空白またはアルファベット文字でない表示文字の区切り文字であるかどうかをテストします。
isspace 文字が標準空白類文字であるかどうかをテストします。
isupper 文字が大文字のアルファベット(A~Z)であるかどうかをテストします。
isxdigit 文字が16進数字(0~9、A~F、a~f)であるかどうかをテストします。
labs 指定のlong型整数入力値の絶対値を計算します。
ldexp 浮動小数点数を2の整数べき乗で乗算します。
ldiv numeratordenominatorで除算した結果の整商と余剰を計算します。
llabs 指定のlong long型整数入力値の絶対値を計算します。
lldiv numeratordenominatorで除算した結果の整商と余剰を計算します。
localeconv 数値の形式パラメータの現在のロケールを取得します。
localtime 暦時間を取得してコンポーネント部分に分解し、それを現地時刻に調整し、結果をstruct tmに保存します。
log 指定引数の自然対数を計算します。
log10 指定引数の10を底とする対数を計算します。
longjmp setjmpの最後の呼び出し時に保存された環境を復元します。
lseek 指定のファイルハンドルのファイル位置表示子を設定します。
malloc 指定サイズのオブジェクト用にスペースを割り当てます。
mblen 指定の複数バイト文字に含まれるバイト数を取得します。
mbstowcs シーケンスの複数バイト文字を対応するワイド文字コードに変換し、特定数のコードのみを格納します。
mbtowc 指定の複数バイト文字とその複数バイト文字に対応するコードに含まれているバイト数を取得します。
memchr 指定のメモリブロックでの指定文字の最初のオカーレンスを検索します。
memcmp 2つのメモリのブロックを比較します。
memcpy ソースバッファからの指定バイト数をターゲットバッファにコピーします。
memmove ソースバッファからの指定バイト数をターゲットバッファにコピーします。
memset 指定の値をメモリブロックにコピーします。
mktime struct tmで表現された現地日時を暦時刻の値に変換します。
modf double値を整数部と小数部に分解します。両部分は引数と同じ符号が付きます。
open 演算フラグにしたがって指定の名前でファイルを開き、ハンドルをその開いたファイルに返します。
pow 入力値を指定の累乗にして、その結果を返します。
putc 指定文字を関連ファイル位置表示子の位置で出力ストリームに書き込みます。
qsort 要素の配列をユーザが書いた比較関数にしたがって昇順でソートします。
raise 指定の信号を実行中のプログラムに送信します。
rand 範囲0~RAND_MAXで擬似乱数整数を計算します。
read 指定のファイルハンドルからデータブロックを読み取り、このデータを指定のバッファに格納します。
realloc 前に割り当てられたメモリブロックのサイズを、内容は引き継ぎながら変更します。
remove 指定のファイルまたは空のディレクトリをその名前を使ってアクセス不可能にします。
rename oldFileNameにより指定されたファイルまたはディレクトリがnewFileNameで指定された名前で識別されるようにします。
rewind 指定ストリームのファイル位置表示子をファイルの始めに設定します。
setbuf I/Oストリームのバッファ方法を指定します。
setjmp longjmpが後で使用できるように、現在の呼び出し環境を保存します。
setlocale プログラムのロケールの指定カテゴリを変更します。
setvbuf I/Oストリームのバッファ方法を指定します。
sin 指定引数の正弦を計算します。
sinh 指定引数の双曲正弦を計算します。
snprintf formatStringの形式指定子に従って、出力を指定された文字列に書き込みます。書き込まれた文字列の後にヌル文字が書き込まれます。
sopen 演算にしたがって指定の名前でファイルを開き、フラグを共有します。
sprintf formatStringの形式指定子に従って、出力を指定された文字列に書き込みます。書き込まれた文字列の後にヌル文字が書き込まれます。
sqrt 指定引数の負でない平方根を計算します。
srand 後続のrand呼び出しが返す擬似乱数の新規シーケンスのシードとして引数を使用します。
sscanf formatStringの指定子に従って、指定されたソース文字列からの入力を一連の値に変換します。
strcat ターゲット文字列の最後に、ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列のコピーを追加します。
strchr 文字列での指定文字の最初のオカーレンスを検索します。
strcmp 2つのヌル終端文字列を比較します。
strcoll 現在のロケールのLC_COLLATEカテゴリとして適切とみなされる2つのNULL終端文字列を比較します。
strcpy ASCIIヌル終端バイトを含むソース文字列をターゲット文字列へコピーします。
strcspn 文字列内で、指定の文字セットに含まれている最初の文字の位置を検索します。
strerror errnoグローバル変数にある指定のエラーID番号をエラーメッセージ文字列にマップします。
strftime time structに保存されている日時を取得し、形式文字列で指定された形式の日時情報が含まれたNULL終端ASCII文字列を生成します。
stricmp unsigned charとしてみなされる文字の値をもとに、2つのNULL終端文字列を比較します。
strlen 指定の文字列のヌル終端文字までの長さ(ヌル終端文字は含まない)を返します。
strncat ソース文字列からの指定数分の文字をターゲット文字列の最後に追加します。
strncmp 2つのヌル終端文字列の指定数分の文字を比較します。
strncpy ソース文字列の文字を、指定数分の文字またはASCIIヌルバイトに達するまでターゲット文字列にコピーします。
strnicmp 2つのヌル終端文字列の指定数分の文字を、符号なし文字とみなされる文字列内の文字の値にもとづいて比較します。
strpbrk 文字列内で、指定の文字セットに含まれる任意の文字の最初のオカーレンスを検索します。
strrchr 文字列での指定文字の最後のオカーレンスを検索します。
strspn 文字列内で、指定の文字セットに含まれていない最初の文字の位置を検索します。
strstr ASCIIヌル終端バイトを除く、文字シーケンスの最初のオカーレンスを文字列内で検索します。
strtod 文字列の最初の部分をdouble型の表現に変換します。
strtok 文字列を指定のデリミタのセットからの1つ以上の文字で区切られている一連の連続文字であるトークンに分解します。
strtol 文字列の最初の部分を指定された底のlong int型の表現に変換します。
strtoll 文字列の最初の部分を指定された底のlong long integer型の表現に変換します。
strtoul 文字列の最初の部分を指定された底のunsigned long int型の表現に変換します。
strtoull 文字列の最初の部分を指定された底のunsigned long long integer型の表現に変換します。
strxfrm ASCII NUL終端バイトを含む指定数分の文字をソース文字列からターゲット文字列に変換します。
system プログラムを開始して、終了するのを待ちます。
tan 指定引数の正接を計算します。
tanh 指定引数の双曲正接を計算します。
time 現在の暦時刻(協定世界時(UTC)の1900年1月1日からの秒数)を取得します。
tmpfile ユーザがファイルを閉じたとき、またはプログラムを終了したときに自動的に削除される、一時的なバイナリファイルを作成します。
tmpnam 既存のファイルの名前ではない、有効なファイル名の文字列を生成します。この関数は、最高TMP_MAX回まで、呼び出すたびに異なる文字列を生成します。
tolower 大文字から小文字に変換して、その変換された文字を返します。
toupper 子文字から大文字に変換して、その変換された文字を返します。
ungetc 単一文字を指定の入力ストリームに戻します。その後にそのストリームに対して読み取り操作を行った場合は、戻された文字が逆順で返ります。
vfprintf formatStringに指定された形式で、指定されたストリームに出力を書き込みます。
vfscanf 指定のストリームから入力を読み取り、それを書式文字列の仕様にしたがって一連の値に変換します。
vsnprintf formatStringの形式指定子に従って、指定された文字列に出力を書き込みます。
vsprintf formatStringの形式指定子に従って、指定された文字列に出力を書き込みます。
vsscanf formatStringの指定子に従って、指定されたソース文字列からの入力を一連の値に変換します。
wcslen 指定の文字列のASCIIヌル終端バイトまでの長さ(終端バイトは含まない)を返します。
wcstombs 一連のワイド文字コードを対応する一連の複数バイト文字に変換します。
wctomb 指定されるワイド文字に対応する複数バイト文字の表現に必要なバイト数を取得します。
write 指定バッファに格納されたデータブロックは、指定のファイルハンドルに書き込まれます。