VISAリソース名で指定されたデバイスまたはインタフェースへのアクセスの非同期的確立を試みます。この関数を使用して、デバイスまたはリソースに排他的にアクセスできます。


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入力/出力

  • cu32.png ロックタイプ (排他的: 1)

    ロックタイプは、セッションに要求するロックのタイプを指定します。1または2の値をそれぞれ排他的または共有ロックに指定できます。デフォルト値は1です。

    セッションに排他的ロックがある場合、他のセッションはグローバル属性を変更したり、操作を呼び出すことはできませんが、属性を取得して、ローカル属性を設定できます。セッションに共有ロックがある場合、他の共有ロックがあるセッションもグローバル属性を変更して、操作を呼び出すことができます。

  • cvsrn.png VISAリソース名

    VISAリソース名は開くリソースを指定します。VISAリソース名制御器は、セッションとクラスの指定にも使用できます。

  • cu32.png タイムアウト (0)

    タイムアウトは、アクセスがロックするまで関数が待機する時間 (ミリ秒) です。

  • cstr.png 要求されたキー

    要求されたキーは、共有ロックに固有のアクセスキーを指定します。このパラメータは、ロックタイプパラメータに2の値を指定した場合のみ有効です。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ivsrn.png VISAリソース名出力

    VISAリソース名は、VISA関数が返すVISAリソース名のコピーです。

  • istr.png アクセスキー

    アクセスキーは、このVIが正常に実行されると、ロック用の固有なアクセスキーを返します。次に、この出力を他のセッションに配線することによって、ロックを共有することができます。ロックタイプパラメータに対して2の値を指定した場合のみ、アクセスキーは有効です。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • また、共有ロックを取得することもできます。ロック機能は、同じコンピュータ上に存在するすべてのプロセスとリソースに対して作用します。キーとロックの共有の詳細は、viLock関数上の『NI-VISAヘルプ』トピックを参照してください。

    ロックされたVISAセッションが最初にロック解除されずに閉じられると、セッションのロックのタイプに関係なく、そのセッションに対してVISAロック解除が自動的に実行されます。