ソート順序を維持したソート済み配列要素を挿入します。配列がソートされていない場合、要素が間違った場所に挿入される可能性があります。コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


icon

入力/出力

  • c1dLess_Comparablelvclass.png ソート済み配列入力

    ソート済み配列入力には、任意のタイプの1D配列が使用できます。

  • cLess_Comparablelvclass.png 要素

    要素は、配列に挿入する値です。要素のデータタイプは、ソート済み配列入力の要素と同じである必要があります。

  • cLess_Functorlvclass.png 「小さい?」関数 (標準 <)

    「小さい?」関数は、配列の検索に使用される比較です。デフォルトでは、これは標準の「小さい?」関数で使用されているのと同じ比較です。

    配列要素が、タイプの同じ2つの入力と1つのブール出力をもつ「Less Than」メソッドをもつクラス (コネクタペイン構成は) である場合、その比較を使用するようにデフォルトが変更されます。

    別のソート順を指定するには、このターミナルを次のいずれかのオブジェクトに配線します:

    • 以下のコネクタペイン構成で Less Than メソッドを定義したクラス
      • 左上の入力がファンクタ。ファンクタとは、データタイプに対する操作を定義するクラスです。
      • 2つの入力のデータタイプが配列要素と同じ。
      • 出力がブール。
    • 以下のコネクタペイン構成を持つ VI refnum
      • 2つの入力のデータタイプが配列要素と同じ。
      • 出力がブール。

    比較関数は「対称」である必要があります。つまり、a<b がTRUEであれば、b<a はFALSEである必要があり、aとbが同じ値であれば、「a<b」と「b<a」は両方ともFALSEである必要があります。関数が対称でない場合、検索結果は予測できません。

  • i1dLess_Comparablelvclass.png ソート済み配列出力

    ソート済み配列出力は、新い要素が入った、ソート済み配列です。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Malleable VIs\Nested Malleable VIs\Malleable VIs - Nested Malleable VIs.lvproj