リサンプリング (定数から変数、複素複数チャンネル)

アンチエイリアス?は、LabVIEWが信号のダウンサンプルを行う際に入力信号にローパスフィルタを掛けるかどうかを指定します。

アンチエイリアス?がTRUE (デフォルト) の場合、このVIはリサンプルされた信号をエイリアスから保護します。ただし、リサンプル中に必要な演算が増加します。

リセット?は初期状態の初期化を制御します。デフォルトはFALSEです。

このVIが最初に実行される場合、またはリセット?がTRUEの場合、LabVIEWは内部状態をゼロに初期化します。リセット?がFALSEの場合、LabVIEWは、内部状態を最後にこのVIのこのインスタンスが呼び出された状態に初期化します。小さなブロックで構成される大きなデータシーケンスを処理するには、この制御器を最初のブロックについてはTRUEに、残りのすべてのブロックの連続フィルタ処理についてはFALSEに設定します。

Xは、リサンプルを行う実数の入力信号を含みます。各X行には、入力信号が含まれます。すべての信号は同じ長さです。Xの各信号のサンプル間隔は1です。

時間は、リサンプリングの時間を昇順で指定します。

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

FIRフィルタ仕様は、このVIがFIRフィルタの指定時に必要とする最小値を指定します。

Yはリサンプル信号を返します。Yの各行には、Xの同じ行の入力信号に対応するリサンプルされた信号が含まれます。すべての信号は同じ長さです。

タイムスタンプは、Yにあるリサンプルされた信号すべての各サンプルの時間を返します。タイムスタンプの要素数はYの列数と同じでなければなりません。時間入力の内容がタイムスタンプの内容を決定します。リサンプルフィルタの内部状態によっては、タイムスタンプの配列の始めの部分に余分なデータが追加されたり、配列の最後の部分のデータが削除される場合があります。

エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。