Xを補間して、FIRフィルタを介して補間された信号を渡して、フィルタされた信号をデシメートすることで、入力信号Xをリサンプルします。X入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。


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入力/出力

  • cbool.png アンチエイリアス?

    アンチエイリアス?は、LabVIEWが信号のダウンサンプルを行う際に入力信号にローパスフィルタを掛けるかどうかを指定します。

    アンチエイリアス?がTRUE (デフォルト) の場合、このVIはリサンプルされた信号をエイリアスから保護します。ただし、リサンプル中に必要な演算が増加します。

  • cbool.png reset

    リセットはリサンプルの初期化を制御します。デフォルトはFALSEです。

    このVIが最初に実行される際、またはリセットがTRUEの場合、LabVIEWは、VIの内部状態をゼロに初期化し、開始指標を使用して、リサンプルを開始するタイミングを決定します。次回このVIが実行される際、リセットがFALSEの場合、LabVIEWは、このVIへの前回の呼び出しからの最終状態に内部状態を初期化します。

    サイズが小さいブロックで構成されるサイズが大きいデータシーケンスを処理するには、最初のブロックに対してリセットをTRUE、連続サンプルで残りのすべてのブロックに対してFALSEに設定します。

  • c1ddbl.png X

    Xは、リサンプルに関する実数の入力信号です。X 信号のサンプリング間隔は 1 です。

  • ci32.png 開始指標

    開始指標は、リサンプルがVIへの最初の呼び出しで開始する場所を決定するか、またはリセットがTRUEに設定されているかどうかを決定します。Xが補間された後、この信号に従って開始指標を設定します。開始指標0でなければなりません。デフォルトは0です。

  • cnclst.png リサンプリング係数

    リサンプル係数には、リサンプルの補間係数とデシメーション係数が含まれます。

  • ci32.png 補間

    補間は、リサンプリング時の補間係数です。デフォルトは1です。

  • ci32.png デシメーション

    デシメーションは、リサンプリング時のデシメーション係数です。デフォルトは1です。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cnclst.png FIRフィルタ仕様

    FIRフィルタ仕様は、このVIがFIRフィルタの指定時に必要とする最小値を指定します。

  • cdbl.png エイリアス除去 (dB)

    エイリアス除去 (dB) は、任意のリサンプリング処理の後、エイリアスされた信号の周波数成分の最小減衰レベルを指定します。デフォルトは120です。

  • cdbl.png 正規化された帯域幅

    正規化された帯域幅は、減衰されない新規のサンプリングレートの割合を指定します。デフォルトは0.4536です。

  • i1ddbl.png Y

    Y には、リサンプリングされた信号が返されます。Yのサンプル間隔は、デシメーション/補間です。

  • idbl.png t0

    t0は、Yにある各信号の最初のサンプルに対して時間インスタンスを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 以下の手順は有理リサンプリング処理について説明します。各手順は、以下の画像の番号付けされたセクションに対応します。

    1. リサンプルする信号Xを入力します。2つの隣接するサンプルの時間間隔は1です。
    2. 隣接する2つのサンプルごとにゼロを挿入して、補間係数でXをアップサンプリングします。X1が補間された信号を表すとします。
    3. FIRフィルタを使用して、開始指標X1をフィルタ処理して最初の出力サンプルを取得します。補間された信号の範囲外にある要素は、ゼロと等しくなります。
    4. フィルタを開始指標 + デシメーションの位置に移動し、再度フィルタを適用して2番目の出力サンプルを取得します。
    5. 手順4を繰り返して、フィルタ処理用にX1で十分なサンプルがなくなるまで、新規のデシメーション値のそれぞれを追加します。最終サンプルを内部状態に保存し、次の信号ブロックを待機します。 The time interval between two adjacent samples in an output signal is equal to decimation / interpolation. t0 specifies the time of the first output sample.

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Signal Operation\Rational Resampling.vi