逆DCT
- 更新日2025-07-30
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入力シーケンスDCT {X}の逆離散余弦変換 (DCT) を計算します。DCT {X}入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

1D逆DCT
yが入力シーケンスDCT {X}を表すとすると、yの1次元逆DCTは以下のように定義されます。

および

where N is the length of the input sequence DCT {X}, y(k) is the k-th element of DCT {X}, and x(n) is the n-th element of the output sequence X. このVIは逆DCTを直接計算せずに、高速逆DCTアルゴリズムを適用します。LabVIEWでは、この高速逆DCTアルゴリズムをFFTテクニックを使用して実装しています。
2D逆DCT
yが入力配列DCT {X}を表すとすると、yの2次元逆DCTは以下のように定義されます。

ここで, M と N はそれぞれ DCT {X}の行と列の数である. x(m,n) は出力行列 X の行番号 m と列番号 nの要素, y(u,v) は入力行列 DCT {X} の行番号 u と列番号 vの要素.本 VI は,以下の 2 つのステップで 2 次元逆 DCT を行う.
- 入力行列DCT {X}に対して1行ごとに1次元逆DCTを実行します。この出力をY'とします。
- Y'に対して1列ごとに一次元逆DCTを実行します。この出力がXです。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Signal Processing\Transforms\Image Compression with DCT.vi