入力信号のACおよびDCレベルを推定します。

このVIは、波形をDC (ビン0) とAC (残りのビンのrms合計) に分離することでスペクトル解析を行います。


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入力/出力

  • c1ddbl.png 信号 (V)

    信号には、時間領域の入力信号 (通常は V) を指定します。

    時間領域レコードには、有効な推定値を得るために、少なくとも3サイクルの信号を含む必要があります。

  • idbl.png AC推定値 (Vrms)

    AC推定値は、入力信号がVoltの場合はVrmsで表されるACレベルの入力信号の推定値を返します。

  • idbl.png DC推定値 (Vrms)

    DC推定値は、入力信号がVoltの場合は、Vで表されるDCレベルの入力信号の推定値を返します。

  • 多くの場合、デジタル化する信号のACおよびDC成分を計測する必要があります。このVIは、ほとんどのACエネルギーをDCから分離するのに十分なハニング窓に適用されます。周期的信号があり、集録に整数周期がない場合、後でFFTを実行するしないに関係なくスペクトル拡散が生じます。このVIが使用するハニング窓の一貫性のあるゲインと同じ帯域幅は、窓によるゲインと帯域幅への影響を補います。

    LabVIEWはフーリエ変換の代わりに効率的な平均と分散を使用して、ACエネルギーの合計と真のDCレベルを求めます。