アクターを起動することなく、アクターの自分自身宛メッセージと発呼者宛メッセージのキューへのアクセスを提供します。

このVIは、アクターによるメッセージ処理のテストに使用します。このVIはデプロイするコードでは使用しないでください。


icon

入力/出力

  • cActor_Framework_lvlib_Actorlvclass.png アクター入力 —

    アクター入力はアクターを指定します。

  • cActor_Framework_lvlib_Message_Enqueuerlvclass.png アクターから発呼者へのエンキューア —

    アクターから発呼者へのエンキューアは、アクターが発呼者にメッセージを送信する際に使用するキューを指定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし) —

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iActor_Framework_lvlib_Actorlvclass.png アクター出力 —

    アクター出力は、アクター入力のコピーを返します。

  • iActor_Framework_lvlib_Message_Enqueuerlvclass.png アクターからセルフへのエンキューア —

    アクターからセルフへのエンキューアは、アクターが自分自身にメッセージを送信する際に必要とするキューへのリファレンスを返します。

  • iActor_Framework_lvlib_Message_Dequeuerlvclass.png アクターからセルフへのデキューア —

    アクターからセルフへのデキューアは、アクターがメッセージを読み取る際に必要とするキューへのリファレンスを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力 —

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

    • このVIは、メッセージの実行メソッドがアクターを起動せずに、アクターのキューを設定できるようにします。このVIは、アクターのメッセージエンキューアおよびデキューアを発呼者に返して、アクターのカプセルを壊します。このアクションは、アクターのアクターコアメソッドがメッセージを処理する通常の手続きではなく、アクターからメッセージをキューから削除するテストハーネスの作成に使用できます。この種のテストハーネスは、他のメソッドが呼び出されたときにアクターが自分自身に送信するメッセージが正しく生成されていることを確認したい場合に役立ちます。

    指定されたアクターですでにキューが設定されている場合、キューが解放済みの場合、またはrefnumが非refnumでない場合、濫用を防止するために、このVIはエラーを返します。このVIは、渡されたアクターから発呼者へのエンキューアを設定し、内部のアクターからセルフへのキューを作成します。発呼者を停止しない限り、アクターからセルフへのキューを解放することはできません。