クラス/インタフェースプロパティダイアログボックスのこのページで、LabVIEWクラス/インタフェースが所有する項目のアクセス設定を構成します。

このページには、以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
内容

プロジェクトライブラリに関連するすべてのコンポーネントを表示します。

ローカライズされた短い名前

選択したプロパティにアクセスするときに、名前形式>>短い名前を使用しているプロパティノードが表示する名前を指定します。

ローカライズされた短い名前がフォルダの名前と同じ場合、フォルダ名が変更されるとこのフィールドは自動的に更新されます。しかし、このフィールドを変更しても、フォルダ名は更新されません

このフィールドは、目次ツリーでクラスのプロパティフォルダを選択したときにのみ表示されます。

ローカライズされた長い名前

選択したプロパティにアクセスするときに、名前形式>>長い名前を使用しているプロパティノードが表示する名前を指定します。この名前は、プロパティを選択するためにプロパティノードをクリックしたときに、プロパティ選択メニューにも表示されます。

ローカライズされた長い名前にコロンを使用すると、プロパティ選択メニューには、コロン以降の情報を含むサブメニューが表示されます。

ローカライズされた長い名前がフォルダの名前と同じ場合、フォルダ名が変更されるとこのフィールドは自動的に更新されます。しかし、このフィールドを変更しても、フォルダ名は更新されません

このフィールドは、目次ツリーでクラスのフォルダを選択したときにのみ表示されます。

パス

機能VIまたは読み取り/書き込みプロパティVIへのパスです。このオプションは、内容リストで機能または個々のプロパティを選択した場合のみ使用できます。

デフォルトパレット

内容ツリーのパレットファイル (.mnu) を選択すると表示されます。このチェックボックスをオンにして、プロジェクトライブラリに対してデフォルトパレットとしてファイルを設定します。

メモ If you previously set a default palette in the Default Palette listbox on the General Settings page, a checkmark appears in the checkbox next to the default palette file. このリストボックスを使用してデフォルトパレットを変更すると、新規のデフォルトパレットはデフォルトパレットリストボックスにも表示されます。
アクセススコープ

内容ツリーで選択した項目に対するアクセス設定を表示します。

メモ アクセススコープオプションは、親ダイナミックディスパッチメンバーVIと子ダイナミックディスパッチメンバーVIで同じである必要があります。
  • パブリック

    項目は、ユーザがLabVIEWクラスで参照する際に表示されます。パブリックVIは、他のVIやアプリケーションから呼び出せます。

  • コミュニティ

    項目は、ユーザがLabVIEWクラスで参照する際に表示されます。プロジェクトライブラリ内のフレンドとVIのみがコミュニティVIを呼び出すことができます。

  • プロテクト

    項目は、ユーザがLabVIEWクラスで参照する際に表示されます。プロテクトメンバーVIは、そのプロテクトメンバーVIと同じLabVIEWクラスにあるメンバーVI、または派生クラスからのみ呼び出せます。

  • プライベート

    LabVIEWクラスをロックすると、ユーザがそのLabVIEWクラスを表示したときに項目は表示されません。また、LabVIEWクラスが所有していないその他のVIおよびアプリケーションからプライベートVIを呼び出すことはできません。

  • 指定なし

    このオプションは、フォルダを選択した場合のみ表示されます。フォルダには指定されたアクセス項目がありません。アクセスはパブリックです。デフォルトでは、クラスのフォルダには指定されたアクセス権がありません。つまり、フォルダはパブリックアクセスが可能であることを意味します。

    メモ フォルダのアクセスオプションを指定すると、フォルダのすべての項目に適用されるアクセス設定は、フォルダの各項目のアクセスオプションを無効にします。
派生は必ずオーバーライドする

選択されたVIをすべての子クラスがオーバーライドすることを必須条件にするには、このチェックマークをオンにします。このチェックボックスは、内容ツリーでダイナミックディスパッチVIを選択した時のみ使用可能です。 「派生クラスによる項目のオーバーライド必須?:設定」メソッドを使用して、派生クラスに、ダイナミックディスパッチVIをプログラム的にオーバーライドするように要求することもできます。

オーバーライドは必ず親を呼び出す

選択されたVIをオーバーライドするすべてのダイナミックディスパッチVIが、「親メソッド呼び出し」ノードを呼び出すことを必須にするには、このチェックマークをオンにします。このチェックボックスは、内容ツリーでダイナミックディスパッチVIを選択した時のみ使用可能です。 派生クラスによる親項目の呼び出し必須?:設定メソッドを使用して、プログラム的にオーバーライドVIが親メソッド呼び出しノードを呼び出すように要求することもできます。