このウィンドウを表示するには、表示»イベント検査ウィンドウを選択します。また、イベントストラクチャを右クリックしてショートカットメニューからイベント検査ウィンドウを選択しても表示できます。

イベント検査ウィンドウは、実行時にイベントキュー内のイベントキューを表示するために使用します。このウィンドウには、イベントが登録されているイベントストラクチャが含まれているVI、およびそのイベントストラクチャで処理されたイベントも表示されます。

このウィンドウには以下のコンポーネントが含まれます。

オプション 説明
イベントストラクチャを含んだアクティブVI

イベント検査ウィンドウを開いた後にイベントストラクチャ用に登録されたイベントストラクチャ、またはイベントを処理したイベントを含んでいる実行中のVIの名前が表示されます。

イベントキュー内の未処理イベント

イベントストラクチャのすべてのイベントキューで待機中のすべてのイベントのイベントデータが表示されます。このリストには、スタティック登録されたイベントとダイナミック登録されたイベントの両方が表示されます。リスト内のイベントの表示順序は、イベントキュー内のイベントの順序に対応しています。

  • シーケンス #-単調に増加するイベントシーケンス番号を指定する
  • キューID-イベントキューのIDを指定します。
  • Time-イベント発生時のタイムスタンプをミリ秒単位で指定
  • 参照-イベントの参照番号を指定する
  • イベントタイプ-マウスの移動や値の変更など、イベントのタイプを指定します。
  • ソース名-イベントに関連付けられているオブジェクトの名前を指定します。
  • Other Data-ユーザーイベントデータを指定する
イベントログ

処理されたイベントのイベントデータのログが表示されます。

ログタイムアウトイベント

選択することにより、タイムアウトしたイベントをイベントログ表示に含めるように指定します。

ログをファイルへ保存

イベントログをテキストファイルに保存します。

<vi.lib>中のアクティブなVIを表示

TRUEの場合、イベントストラクチャを含んだアクティブVIプルダウンメニューには、「一般エラー処理」VIのように、イベントストラクチャをVI実装の一部として使用している、vi.lib中のVIが表示されます。

すべてをクリア

イベントストラクチャをもつすべての実行中のVIのイベントログを消去し、実行されていないイベントストラクチャのイベントログを除去します。

クリア

現在、実行中のVIのイベントログをクリアします。