VIのすべての制御器または表示器の値をバリアントデータとして取得します。このメソッドは、制御器と表示器の名前およびバリアントデータ値を含むクラスタの配列を返します。このデータを他のLabVIEWデータタイプに変換するには、「バリアントからデータに変換」関数を使用します。

メモ このメソッドを実行するには、VIにフロントパネルがなければなりません。アプリケーションビルダを使用している場合は、フロントパネルを削除しないよう注意してください。

パフォーマンスを最適化するために、LabVIEWで制御器および表示器のデータ値が必要とされるまで (つまり、このメソッドを呼び出すかフロントパネルを表示するまで)、LabVIEWはそれらのデータ値を追跡記録しません。フロントパネルを表示すると、LabVIEWは値の追跡記録を開始します。

フロントパネルが開かれていないVIでこのメソッドを最初に呼び出す際、このメソッドは実際の値ではなく制御器または表示器のデフォルト値を返します。その後は、実際の値が返されます。

パラメータ

名前 データタイプ 必須 説明
制御器 cbool.png いいえ

TRUEの場合、メソッドはすべての制御器の値を返します。FALSE (デフォルト) の場合、メソッドはすべての表示器の値を返します。

備考欄

以下の表は、このメソッドの 特性の一覧です。

短い名前 Ctrl Val.Get All
データタイプ c1dcclst.png
ランタイムエンジンで使用可能 はい
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 はい
VI実行中に設定可能 はい
フロントパネルをメモリにロード いいえ
使用前に認証が必要 いいえ
ブロックダイアグラムをメモリにロード いいえ
リモートアクセス可能 はい
ユーザインタフェースがアイドルになるまで待機 いいえ
制御VIで使用可能 はい
グローバルVIで使用可能 はい
指定タイプ定義で使用可能 いいえ
多態性VIで使用可能 いいえ